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やるじゃん! 石川佳純 劇的勝利 ~世界卓球2009横浜 女子シングル2回戦 

2009-05-02 14:09:46 | 卓球
女子シングルス2回戦で帖雅娜に逆転勝ちし、跳び上がって喜ぶ石川佳純〔共同〕




   
石川 佳純(16)

(いしかわ かすみ、1993年2月23日)

  山口県山口市出身。ミキハウスJSC所属 世界ランク 99位 大阪・四天王寺高等学校2年。

「革命天使」

世界卓球3度目の出場。 2007年、全日本選手権シングルスにおいて史上最年少(13歳11ヶ月)でベスト4入り。その年の世界卓球クロアチア・ザグレブ大会で史上最年少(14歳3ヶ月)での世界卓球出場を果たした、『愛ちゃん2世』といわれる天才卓球少女。現在高校2年生。

戦績

2009年
全日本選手権 ダブルス優勝
全日本選手権 ジュニアの部 優勝(3連覇)
2008年
世界卓球・広州(団体戦)日本代表 女子団体 銅メダル
インターハイ シングルス優勝
全日本選手権 シングルス3位
全日本選手権 ジュニアの部 優勝(2連覇)
2007年
世界卓球・ザグレブ(個人戦)日本代表
全日本選手権 シングルス3位
全日本選手権 ジュニアの部 優勝
2006年
全国中学校大会 優勝





    ◆女子シングル2回戦
石川佳純
4
8
-
11
3
帖雅娜(香港)
8
-
11
5
-
11
12
-
10
11
-
9
11
-
5
11
-
8



 いやあ、久々に鳥肌が立ちましたね。

一昨日の女子シングル2回戦。
全日本女王の平野早矢香(24)と日本のエース福原愛(20)がいずれもランキング格下の相手に足元をすくわれた。
そんな意気消沈ムードを打ち破ったのが、高校2年の石川佳純(16)。
世界ランキング10位の帖雅娜(香港)を99位の石川が見事な大逆転勝利で撃破した。
帖雅娜は、ご他聞にもれず中国からの帰化選手で強烈なバックハンドが武器。
テレビ東京のキャッチコピーがナント『100万ドルバックハンド』
(香港の100万ドルの夜景に掛けているようだ。アハハ)


第3ゲームを終わった時点で実力にあまりにも差がありストレート負けは誰しも予想していたと思う。
「赤子の手をひねる」という表現がぴったりな帖雅娜のゲーム内容だった。
打っても打っても軽く打ち返されてしまい、なす術なし。まさに巨大な壁がそびえていた。

しかし、第4ゲームに入り様相が変わった。
 9-4 とあと2点で敗退してしまうという瀬戸際まで追い込まれた。
しかも、5点のビハインド。

ここで石川が開き直る。
返されても返されても打ちまくり、スーパープレーを連発してこのゲームをひっくり返してしまう。

第5ゲーム以降はまさに神経戦だったが、何とかタイゲームに持ち込んだ。

第7ゲーム 10-7 と石川がマッチポイントを握る。
ここでもまだ私は安心できなかった。
最後は帖雅娜のショットが右に外れた瞬間、石川の大逆転が決まった。
嬉しさのあまり、何度も何度も跳びはねる石川。
その瞬間私も震えていました。



 もう 『愛ちゃん2世』 なんて言わせない。




昨夜、福岡春菜との日本人対決を制し見事16強に進出した石川佳純。


いよいよ今夜(5/2) ベスト8を賭けて世界33位のユ・モンユ(シンガポール)と激突する。


 5/2(土) 19:00 ~ 20:54 テレビ東京 [12]



ド派手!コスプレ卓球アイドル 四元奈生美

2008-01-27 20:01:52 | 卓球
写真提供:すべて産経新聞





   
四元 奈生美(29)

(よつもと なおみ、1978年9月21日 - )
東京都立川市出身の卓球選手。

血液型AB型。武蔵野高等学校、淑徳大学卒業。

卓球の地味なイメージを変えたいと、カラフルなユニフォームを着用して試合に出場する。デザイナーやファッションショープロデューサーも勤め、自らのユニフォームのデザインを行うこともある。『ジャンクSPORTS』など数々のテレビ番組に出演している。(四元奈生美 wikiより)

Official WebSITEは、こちら


 1月15日に行われた全日本卓球選手権、混合ダブルスで“コスプレユニホーム”で話題の四元奈生美(29)を初めて拝見したが正直びっくり。
卓球の常識を覆したというか、マイナースポーツである卓球の暗いイメージを一掃しようと奇抜なファッションにお化粧もバッチリ。しかし実力の方は折り紙つきで混合ダブルスの準決勝では愛ちゃんペアを破って決勝進出を果たし見事準優勝。
まだまだ孤軍奮闘の感は否めませんが、人気と実力を兼ね備えており今後も卓球界の“浅尾美和”として活躍を期待したいと思います。

※選手権時のマスコミのタイトルが痺れます

 ◆卓球革命!四元が“ジャンヌ・ダルク姿”で初戦突破
 ◆卓球界のビジュアルクイーン四元奈生美
 ◆卓球“コスプレ戦士”四元、決勝で敗れる






素人考えでは、あのユニフォームはルールに抵触しないのだろうかと普通に思う。
確か、遠い昔のルールではボールが見えにくいユニフォームは禁止だったはず。
で、ルールを調べてみたら、、


【ユニフォーム】
卓球のユニフォームは、上がTシャツ、下はハーフパンツが基本である。
打球したボールが見えにくくなるなどのデザインがされているものは国内の公式試合では使用不可で、使用が認められるのは日本卓球協会の公認品のみである。
また、個人がデザインしたユニフォームでも日本卓球協会が公認していれば使用可能である。







 いいですねぇ、四元


  惜しむらくは29歳という年齢か


日本のエース!福原愛 ~世界卓球2006

2006-04-28 22:18:01 | 卓球
 
ゴールデンタイムに卓球という意外性。
世界卓球2006がドイツで地味ぃーに開催されていた。

新聞テレビ欄のテレビ東京のサブタイトルが何とも刺激的だ。

『エース福原&日本に驚異の刺客!ロシアの卓球魔女とは何者だ!? 35年振りの世界一へ難関突き破れ!』

とまるで火サス状態。

放送内容は女子バレーに負けないほど劇画チックだし、選手のキャッチコピーがすごい。

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◆敵国(対戦国)

 ・ロシアンカッター1号、2号
 ・テキサスの熟女学生
 ・中国産の重戦車
 ・スロバキアの巨神兵
 ・トップスピン魔女

相手国の選手は徹底してヒールに仕立てあげている。

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◆日本

 ・金沢-中国5千年の大和魂
 ・平野-ど根性武士道
 ・藤沼-静かなる闘将
 ・福原-日本のエース

とおとなしいというか相手に比べて何ともズルイ。
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テレ東の狙いは

   愛ちゃん vs 悪者連合

で愛ちゃんが悪者をバッタバッタと退治するという構図が出来上がっている。

日本は選手層が厚く確かに強いし、愛ちゃんももちろん強い。
愛ちゃんが卓球ニッポンの功労者ということは日本中の誰もが認めていることだし、日中友好の懸け橋としての貢献度はすごいと思う。

しかし、試合よりも印象深いのはベンチの雰囲気。
監督、コーチ、選手達はお行儀よく椅子に並んで座って試合を見守っており、日本選手が得点すると皆、頷きながら拍手をする。
監督なんかはまるで、どこかの国の将軍様のような趣き。

この辺りが卓球がメジャーになれない原因の一つなのかと思う。


10年くらい前にとんねるずのテレビ番組で石橋貴明に卓球で泣かされていた頃の

   『泣き虫愛ちゃん』

        が今は懐かしい。