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久しぶりの高校サッカー ~選手権セミファイナル

2010-01-09 22:28:48 | 高校・ユースサッカー
後半ロスタイム 同点に追いつき沸き返る関西大学一校応援席


雲ひとつない快晴。
高校選手権も大詰めのセミフィナルを観戦に国立競技場へ出向きました。矢板中央は関東プリンスリーグ1部で今年11位。山梨学院は初出場ではあるが、地区予選で中田英寿の出身高校である県立韮崎、2009プリンスで武南が辛勝した日本航空山梨にそれぞれ完勝しての出場であるから、堂々の「候補」だと思います。青森山田は日本サッカー界の至宝である柴崎岳、日本代表候補の中島など人材は豊富。関西第一は鹿島、八千代、藤枝明誠と強豪を破っての準決勝であるので波に乗っているはず。私にとって、あまり意外ではない4チームが揃ったと思っていた。

試合内容については、テレビ放映で私よりずっと詳しく解説していたはずなのでそちらに譲りますが、やや多目の画像と少な目の感想でお許しください。





◆選手権セミファイナル 第1試合
  日時:平成22年1月9日(土) 12:05   会場:国立競技場
矢板中央
0
0
前半
1
2
山梨学院
0
後半
1
得点
前半34分
9鈴木峻太(山梨)
後半40分
7碓井鉄平(山梨)





矢板中央、ゴール付近まで攻めては行くんですが、得点の気配が感じられませんでした。
逆に得点のかおりがしていたのは大人のサッカーを展開していた山梨学院。
7番碓井が基点となり、8番平塚と9番鈴木がチャンスメークしていました。





現在の強豪高校サッカーのレギュラーにおいて中体連出身者は少数派。
そのほとんどが、Jユースへ昇格できなかった者、および街クラブ出身者が大半を占める。
中体連出身者は中高一貫校において今大会、青森山田、日章学園、ルーテル学院が成果をあげている。





山梨学院。
なぜこんなにも急速に強くなったのか。
FC東京U-15出身選手が7人、名古屋グランパスが2人など、登録選手のほとんどを”外人選手”が占める。

ふた昔前、箱根駅伝でケニア人留学生の活躍で一躍その名を馳せました。
現在では、高校の駅伝においても黒人選手が快走するのは珍しい光景ではなくなってきています。





”助っ人”は程度の違い、規模の違いこそあれ多かれ少なかれどのスポーツにおいても存在する。
その範囲を「日本」にするのか、「県内」にするのか、、、
ここではその是非は問いませんが、何となく頭に浮かんでしまいました。







◆選手権セミファイナル 第2試合
  日時:平成22年1月9日(土) 14:10   会場:国立競技場
関西大学第一
2
0
前半
2
2
青森山田
2
後半
0
2
PK
3
得点
前半31分
13野間涼太(青森)
前半39分
7椎名伸志(青森)
後半44分
9久保綾祐(関大)
後半ロス
18井村一貴(関大)






スター軍団と雑草軍団という感じでしょうか。

前半5分、関大のCKキックからのこぼれ球のシュートがゴールポストに
当たっていなければ勝負はわからなかったと思いました。

前半31分、不可解?な判定のPKにより先制点を許し、

前半39分、中島の心憎いばかりの個人技で追加点。





でも、後半残り1分から俄然盛り上がりをみせました。

後半44分、久保が振り向きざまに右サイドネットを揺らす意地の一発。

そして、ロスタイム2分 井村が試合を振り出しに戻す起死回生のシュートを左サイドネットへ!

沸き立つ関大応援席。

しかし、PK戦で万事休す。





でも結果的にはきっと順当だったのでしょう。
レベルが一段違うという感じがしました。





オマケです。
















び~るいかがっすかぁ~~