@『岸田内閣3回目の「骨太の方針」、目玉ない「政策カタログ」…「小骨を集めたようなものになった」』読売新聞記事。国民は新税、増税で骨皮細になり、政治家は骨太で贅肉たっぷり付けた政策ばかりが目立つ。これだけ国民を無視し、やりたい放題の内閣、もう岸田首相に希望することは一切無い、早く退陣してほしい。やっぱり政治家は言う事とやることは裏腹だと思っていた方がいいのか。
@そもそもよく言われることは「良いものは説明が要らない」、とも言う。この書は「話を聞いてもらえる事」へのアプローチを提言、更に聞き手の満足感を満たすことへのヒント(話し方)、とある。「聞いてもらうためのコツ」とは、様々な「型」が本文にはあるが、やはり聞いて欲しい人がどんな人なのか、どこまで知っているのか、で何を知りたいのかが分かれば目的はほぼ達成できる、「聞き手の分析」と言う事だ。逆に「つまらない話」は話のネタが古い、知らない、興味がない、関係がない、もう知っているなどだ。それと専門家の如く複雑すぎ専門用語の連発は興味を失くす。「説明とは」知を継承するためのコミュニケーション術、相手、聞き手が納得する方向に導くスキルだ、と言うこと。特に文中にある「破壊・伏線回収・決断誘導・自己主張」などは聞き手を納得させる話術であり重要だ。
『良い説明には型がある』大塚荘志
「概要」一生懸命伝えても聴き手は上の空。自分が話をすると場がシーンとする。丁寧に説明したのに「で、結局何が言いたいの?」と返される。そもそも話のネタがない……。
・良い説明は聞き手の脳を満足感で満たす(知的好奇心を刺激し、聞き手をワクワクさせる)
話を面白くする仕組み化を11の型で表現
聞き手のプロファイルを知る事
・現在地:どれくらいの情報量を持っているのか、理解しているのか、ヒヤリングする
・到達点:聞き手の欲求は何か、どうなってもらいたいのか
・価値観:どう思っているのか
・11の型
メリット訴求:問題を炙り出す・成功事例・イメージ・理由を伝える
「・・で困っていませんか」
対比:対象を数値で比較・存在位置を確認・仮想敵・人を選抜してみる
「これは・・数値ですが平均はこれです」
因果:原因と結果を説明・その因果関係を説く
「結果としては・・でした。その原因は・・」
カットダウン:情報過多を最小限に抑える(要約圧縮)・本質をまとめる
「今日は時間が限れらていますので」
破壊:常識やルールを破壊・先入観をなくす
「これまでは・・と思われていたのですが、実は・・・」
ニュース:関連性ある最新情報の提示
「最新の研究では・・・」
希少性:「ここだけの話」・情報の価値観(希少価値)・業界の常識
「・・を知っている方?」「まだ表にはでていないのですが・・」
伏線回収:「なるほど!」「そう言う事だったのか」言葉で伏線を張る
「これはまた後ほど出てくる話なので・・・」
「これからお話しするとここそが・・・」
決断誘導:選択肢を提示・都合の良い前提・消去法で絞り込む
「最後に紹介した・・が一押しです」
自己主張:相手の自尊心を高める「確かに、素晴らしい、興味深い意見ですね」
「確かにおっしゃる通りです。これはどうでしょうか」
欠如アピール:足りないものを埋める工夫
「実は・・つあるうちのまだ1つしかあなたにお伝えしていません」