ブログにアップするのに、そのままスキャナーで取り込んでしもた。
まあこんな失敗ぐらいやったら愛嬌と笑てられる。
この日は市内観光に出発。
直ぐ近くの旧盛岡銀行本店(現岩手銀行 中の橋支店)を見学させてもらいました。
辰野金吾が東京駅に2年、中之島公会堂に4年?先んじて建てやはったそうで、レンガ、窓その他部分も中之島公会堂そっくり!
ほんまは写真の方がええんやろけど、帰ってから描いたスケッチも見てもらいと思うて絵にしました。 ハガキサイズ
営業中やのに、特別に内部を案内してくれやはって、一同感謝、感激。
帰りしなに、皆口々に“預金して帰らな悪いみたいやな”。
後で考えたら、一行の中に怪しい人間がいてへんかったさかいやなと納得した。
表に出たら、丁度八幡宮のお祭りで、山車と出会うた。ラッキー!
町まちで意匠の違う山車があるらしいねんけど、ゆっくり見物してる訳にもいけへん。
次の「岩手県立博物館」でも館内に移築されてる曲り屋を見学。
「曲り屋見学」が主目的やさかい、他の展示には目もくれずに、矢巾町の徳丹城跡内の曲り屋へ。
ここ佐々木家も立派で格式の高さを実感しました。(評論家口調?)
展示の棟札?から文久三年(約150年前)に建てられたものと判ります。
聞くところによると服部緑地に移築されてる民家は約200年前のものやそうで、
今回見学した民家の中でも一番の古さやないかなとのお話やった。
見学を済ませて、今回の旅行で皆さんが最も楽しみにしたはったお宅を訪問しました。(写真がそのお宅)
そこは現在服部緑地の『民家集落博物館』内に移築(50年近く前)されてる曲り屋に、
曾て住まわれていたご家族のお宅やったんです。
典型的な散居村で屋敷林が備わっています。
引率してもらった学芸員さん(同行の)は旧知の間柄やさかい、再会に時間を忘れて懇談したはった。
帰りの飛行機の時間もあることやし、後ろ髪を引かれながらの別れを済ませ空港へ。
待ち時間に空港内でご当地名物の「冷麺」を腹土産?にして帰路につきました。
ああ、楽しかった!
皆さん長うて、大して面白ない他人の旅行記におつきあいいただき申しわけありませんでした。
せやけど岩手県てええとこでしたで!