毎日が時差ぼけ

大阪発、いろいろな交通機関の搭乗記録

1997年6月-7月のアメリカ行き-行き (4)

2018-10-17 19:11:00 | 旅行記
1997年6月-7月のアメリカ行き-行き (4)

※このシリーズは旅行当時の時代背景を尊重し、当時のまま記載します。

1997/6/29(日) 大阪→Monterey

4、UAサンフランシスコ行き飛行機に乗り込んだ。

ファーストクラスから乗り始めるのでまだしばらく待ってから乗る。17:30発が17:20発に予定が繰り上がったと表示してあったが、乗り込んでいる間に17:20になった。席は右側3列席の通路側だった。隣は新婚旅行風の若い力ップルだった。他の席もいっぱいだった。満席である。こんな時期になぜこんなに多くの人が旅行をするのだろうか?

前方のスクリーンの前の席に先ほどの小錦みたいな男がいた。2席を一人でとっていた。横幅は それでいいとしても、奥行きはエコノミークラスのままだ。大丈夫なのだろうか。とにかく大きいので、スクリーンの中央部は彼の頭で覆われている。映画を見る事はできない。安全設備の説明のビデオも見られないのだが、良いのだろうか?

水平飛行になったら、飲み物のサービスが始まった。いろいろあったが、普通のお茶が欲しかったので、「Green Tea」と言ったら、キャビンアテンダントさん(もちろん外国人)は「Ocha」と言った。この程度の日本語はわかるのか、と思ったら実はこのキャビンアテンダントさんは日本語が完壁にできる人だった。

そのあとしばらくして、お手ふきが配られた。消毒液臭い紙タオルを、素手ではなくゴミ拾いのはさみのようなものを使っていた。薬液が付いているものを何枚も素手で触っていたら手が荒れるからだろう。それから機内食である。機内食はfish or beefだった。アメリ力に着くとbeefだらけのような気がしたので、fishにした。なかなかおいしかった。しかしトレイが安定しないので使いにくかった。

ご飯が終ると機内が暗くなって寝る状況になった。眠くなかったが読書灯をつけていると隣の席も明るくなって迷惑なので、消してMDを聞きながら眠るかっこうをした。

9時間50分は長い。ひたすら時間が経つのを待った。ソニーの最新のMDプレーヤーにしておいて良かった。型落ちのMDプレーヤーは値引きしていて安かったが、1回の充電で連続再生できる時間は4~5時間だ。今持っているものは高かったが、再生時間が10時間である。大阪→サンフランシスコ間を機内で過ごすのにちょうど良い。

着陸約1時間半ぐらい前に、機内が明るくなって簡単な朝食が出された。日本時間は午前1時ころであるが、カリフォルニア時間では朝の10時ごろである。

食べおわってしばらくすると飛行機は高度を下げはじめた。