今日は羽田に日帰り-15

(終) ポートライナーに乗る

ANA415便が神戸空港に着陸した。

神戸空港は狭いので、着陸するとすぐにゲートに着いた。

シートベルトサインが消えると、座席の上の物入れからカバンと上着を出して、iPadと本をカバンにしまった。

通路には列ができていたが、まずはプレミアムクラスの乗客が降りるのを待たなければいけない。

ようやく普通席の乗客も降りられるようになったので、ゾロゾロと出て行ったが、まだ通路に出て座席の上の物入れから荷物を出している人がいたので、渋滞していた。

やっと飛行機から出られた。思ったほど寒くなかった。

とりあえず急ぎ足で、ゆっくり歩いている人たちを追い抜きながら、ポートライナーの駅に向かった。

ポートライナーの駅の改札口には、「先に出る列車が三宮に先に到着する」ということを書いた板が掛かっていた。ポートライナーにも普通と快速があるので、どっちが先に着くのか迷う人が多いのだろう。そこをはっきりさせてもらうと助かる。しかし、先に出た方が先に到着するのであれば、快速列車を走らせる意味があまりない。

今日は羽田に日帰り-14

(14) コーヒーを飲んだ

非常口席なので、前にキャビンアテンダントさんがすわる。行きの便のキャビンアテンダントさんは、座ってからメモと手帳を見て何か確認していたが、今回のキャビンアテンダントさんは、座っている間に何もしなかった。

安定飛行に入った。今回の非常口席の斜め前がギャレーだった。キャビンアテンダントさんが立ち上がってギャレーに入って、慌ただしく飲み物の用意をする様子が見えた。

しばらくして、カートに飲み物を載せて、キャビンアテンダントさんが出て行った。ギャレーの近くの席だったが、飲み物のサービスがまわってきたのは最後だった。

ラウンジかどこかに、ANAでは、機内のコーヒーはちゃんと良いものをドリップして出していると書いてあったような気がしたので、コーヒーをもらった。砂糖とクリームももらった。

ギャレーの近くにトイレがあった。安定飛行に入ってトイレに入れるようになってから、おっさんがトイレに入った。そのあとずっと出てこなかった。長時間経ってから出てきた。何をしていたのだろうか？？？

着陸態勢に入った。キャビンアテンダントさんがいろいろ確認作業をしてから、座った。窓から外を見ると、灯りが見えていた。

今日は羽田に日帰り-13

(13) ANA415便が離陸した

帰りの便は神戸行きで、往きの伊丹⇒羽田の飛行機よりも一回り小さい。座席の配列は、2席－3席－2席だった。となりの3席には一人しか座っていなかった。そちら側に移ると、横は広くなるが足もとが狭くなるので、今の席に留まった。

非常口席なので、朝の往きと同じように、キャビンアテンダントさんが非常口席の注意事項を話しに来た。

今度の非常口席は窓があったので、外の様子が見られるが、もうすっかり暗くなっているので、あまりおもしろみはない。

ヘッドフォンでオーディオプログラムを聞きながら、往きの伊丹空港で買った「池上彰の東工大講義」を読んだ。オーディオプログラムの内容は行きの便と違っているような気がしたが、機内誌は席から遠い壁についているポケットの中だったので、わざわざ確認せずに、そのまま聞き続けた。

離陸した。動き出してから離陸まではわりとすぐだった。羽田はいつも混んでいるので、離陸の順番待ちが長いことがよくあるが、今回はそうでもなかった。やはり20時を過ぎると出発便が少なくなるのだろうか。

今日は羽田に日帰り-12

(12) 帰りも非常口席

ANA415便 羽田発20:15->神戸着21:30の搭乗口65に来ると、座席番号21番から後ろの乗客から搭乗を開始するというアナウンスがされていた。混雑を避けるためだそうだ。保安検査のときに機械から出てきた、ペラペラの券を見ると、この便の座席番号は21Hだったので、乗り込むことにした。

搭乗口の前で待っている人が何人もいたが、前の方の席の人たちだろう。

搭乗口でカードを機械にタッチして、出てきた搭乗券を受け取って、飛行機の中に入った。

搭乗をスムーズにするために、後方の席の乗客から先に入るのだが、通路の前の方ですぐ渋滞した。前方の席で通路に立って荷物を座席の上の物入れに入れているようだ。混雑を回避するはずの搭乗順序はここでは役に立っていなかったが、こうしなければさらに渋滞していただろう。

21Hの席まで来た。非常口席の通路側である。窓側の席にはすでに人が来ていた。機内誌やヘッドフォンは、通路側の席から離れた壁のポケットにあったので、ヘッドフォンだけ取って席に置き、カバンからiPadを出して上着を脱ぎ、カバンと上着は座席の上の物入れに入れた。

今日は羽田に日帰り-11

(11) ビールが中途半端になった

ビール用のグラスがない！と思ったら、ビール用のグラスはいつも冷蔵庫の中に入っているのだった。ビールはアサヒスーパードライとキリン一番搾りだった。ビール用のグラスを一番搾りのビールサーバーに置いて、ボタンを押したら、ビールが注がれたが、6割ぐらい入ったところで止まった。どうしたのかと思ってよく見ると、空になったというランプが点いていた。注ぎ足すとあふれるので、中途半端なままにした。それからキューサイの青汁を入れて、席に座った。


ビールを飲みながら、東京で使ったPASMOをしまって、神戸から使うPiTaPaを出したりして、次の用意をした。

そんなことをしていると、まもなく神戸行き415便の搭乗開始というアナウンスがあった。帰りもラウンジであまりゆっくりできない。

ビールのグラスと青汁のグラスを、返却用のテーブルに置いて、トイレに行って、ラウンジを出た。