新幹線で名古屋往復 (5)

この日は臨時列車が少ないので、夕方なのに次の列車は約15分後である。待っている間に後ろに5、6人並んできた。

ひかり号がやっと来た。N700系なので見かけはのぞみと同じ。室内を見ると、7、8割の入りぐらいである。3連席の中央であれば座れるだろう。降りる人が多ければ、3連席の窓側にも入れる。

ドアが開いた。車両の先頭側のドアなので、こちら側から出るとホームの出口に遠い。しかし、7、8人降りた。降りる人が多いということは、座れる可能性も高くなる。

降りる人がいなくなったので、乗り込んだ。6割ぐらいの入りだった。早めに席を決めようと思って、入って2列目の3連席が全部空いていたので、窓側に入った。

2連席の窓側も探せばあったかもしれないが、見つからなかった時のことを考えて、3連席でも良いので窓側に座れるところにした。

窓側の席に座るとすぐに、大きい荷物を持った若い男が通路側の席に乗ってきた。

名古屋駅を出た。この列車では自由席の人たちは全員座れたようだ。

通路側の男が持っていたタマゴサンドを食べ始めた。タマゴサンドは臭いがけっこうきつい。

岐阜羽島を通過し、関ヶ原を過ぎて、米原を通過した。それから、琵琶湖東側の平原をひたすら走った。

大津と京都の間のトンネルを出ると、京都駅に着いた。岡山行きのひかりだが、京都でたくさん降りていった。通路側に座っていた男も降りていった。代わりに乗ってきたのは数人だった。車内が一気に閑散とした。

淀川の近くを走って、新大阪に着いた。岡山行きなのだが、新大阪でさらにたくさん降りた。

新大阪のホームに出ると、人がすごく多かった。2号車から出ると、コンコースに降りる階段までが遠い。ホーム上を延々と歩いて、やっと下りエスカレーターと階段に来た。

JR在来線への乗り換え口に向かったが、人が多くてなかなかスムーズにたどり着けなかった。

やっと在来線乗り換え口の自動改札まで来た。今回はピコピコ鳴っていなかった。

東海道線のホームに降りると、やっと人が少なくなった。

新幹線で名古屋往復 (4)

大阪に帰るために、千種駅にまた来た。千種駅は名古屋市内なので、新幹線自由席早得往復きっぷでここから乗ることができる。

朝よりも夕方の方が人が多い。名古屋行きの普通列車が来た。ホームの端の方で待っていたら、列車が4両編成で短くて、目の前を通り過ぎて離れたところに停まった。列車の方に走って行って乗ると、かなり混んでいた。

東海道線と連絡する金山駅に着くと、またたくさん乗ってきて、さらに混んだ。この列車は次の名古屋までなので、そんなに乗ってくる人はいないと思ったが、たくさん乗ってきた。

名古屋に着いた。新幹線への乗り換え口に向かった。今回は自動改札機はピコピコ鳴っていなかった。

この日は臨時列車が少ないので、次は岡山行きひかり号が新大阪まで先着する。ひかりの自由席は1号車から5号車まででのぞみより多いので、座れるチャンスが大きくなる。

ホームに上がって、自由席車両がある先頭方向に歩いた。途中の自動販売機でICOCAで紅茶のペットボトルを買った。

5号車から自由席なので、出入り口の前に数人の列ができていた。

2号車の進行方向側の出入り口の前に並んだ。2番目だった。入ってくる列車が満席でない限り、座れるだろう。土曜日の夕方の下りなので、比較的空いているはずである。

新幹線で名古屋往復 (3)

新幹線で名古屋に着いた。

名古屋駅のホームから、在来線乗り換え口に階段を降りた。

乗り換え口の自動改札機は、ここでもやたら警告音を発していた。在来線の方に出る改札機は4台だったが、すべて警告音が鳴って、×印が出ていた。

ピコピコ言っている自動改札機の途中に立ち止まって、駅員さんの説明を聞いている人もいた。

ちょっと待ったら1つ開いたので、そこに新幹線自由席早得往復きっぷを通してまた取って、通過した。行き先は名古屋市内の千種駅なので、この切符で行くことができる。

地下通路を通って、中央線のホームに上がると、片側に快速が止まっていて、反対側に特急しなのが停まっていた。



快速の後ろの方の車両は、前向きのクロスシートだったので、そこに座った。しなのが出てから、ちょっとして快速が出発した。
名古屋側の中央線に乗るのははじめてだったと思う。これが東京駅から新宿の方に向かう赤い電車の中央線と繋がっているとは、変な感じだ。

名古屋を出る時は空いていたが、東海道線と分かれる金山でたくさん乗ってきた。それから、次の鶴舞でたくさん降りていった。車内がまた空いた。

千種に着いた。掘り割りの中にある少し暗いホームだった。特急しなのも停車する駅なのに、島型ホームがひとつだけの小さい駅だった。