毎日が時差ぼけ

大阪発、いろいろな交通機関の搭乗記録

新幹線で広島から新大阪に戻る。

2017-03-25 14:51:00 | 旅行記
新幹線で広島から新大阪に戻る。


帰りは、広島駅行きと横川駅行きの両方が通る停車場で路面電車を待った。横川駅行きが来た。どちらでも良かったので、先に来た横川駅行きに乗った。

空いていた。原爆ドームなど市内中心部を通って広島駅に行く路面電車は混むのではないかと思う。

横川駅の直前に信号があって、しばらく待った。路面電車専用の信号は、進めに変わってからその電車が進むとすぐに止まれに変わる。自動車用の信号ではありえないのだが、電車用の信号では、一台通った後にすぐ次が来たら危ないので、当然のことだろう。

横川駅に着いた。駅のまわりは結構都会なのだが、駅はJRのローカル駅の雰囲気がある。ホームに上がると、次の広島方面の列車は、踏切安全確認をしていたので、3分遅れるということだった。もしここでかなり遅れたら、広島で新幹線に間に合わなくなる危険があったところだった。

ホーム上で電車を待つ人はかなりいた。いつもこれぐらい多いのだろうか。それとも遅れているから人が溜まっているのだろうか。

屋根の上からゴーッという音が聞こえる。駅の真上は新幹線の高架だった。

電車が来た。新型だった。人がたくさん乗っている。横川駅からさらに乗って、かなりの混み具合になった。

横川と広島の間に1駅あり、新白島という。広島駅の隣が新白島駅とは、まぎらわしい。

広島駅に着いた。ホームに人が多い。列車から降りる人も多い。どちらに行けば新幹線ホームに行けるかわからないので、とりあえず人の流れに乗って行き、ホームからコンコースに上がった。

新幹線の改札口の前の通路に、ミスタードーナツと立ち食いうどんがあった。何か食べようかと思ったが、とりあえず新幹線の改札内に入ることにした。

新幹線の改札内コンコースは薄暗くて狭かった。売店と駅弁屋と土産物屋が数件並んでいた。喫茶店もあった。しかしレストランはなかった。新幹線の改札前のミスタードーナツか立ち食いうどんに入っておけば良かった。売店はセブンイレブンになっていた。

余裕をみて指定券を買っていたので、2本速いのぞみが発車するところだった。安い券を買ったので、早く来ても先の列車に乗り換えることはできない。しかたがないので、しばらく待つ。

新幹線ホーム上も薄暗かった。線路の向こうは壁に囲まれており、窓が小さかった。壁は屋根と繋がっていて、太陽の光は入らない。天井には普通の蛍光灯が並んでいた。全体として、広島駅の新幹線ホームは古い造りのままのようだ。乗降者数がかなり多いと思うので、けちらずに壁と屋根を新しく明るいデザインに建て替えた方がよい。



ホーム上にも立ち食いうどん屋があったが、店員が不在ということで、食券の販売機が取り扱い中止になって、店員が戻るまでしばらくお待ちください、になっていた。その前に待っている人がいた。店員さんは早く戻ってこないと、並んでいる人が乗る列車の時間が近づいてしまうと、食べずに行ってしまうだろう。こんな時に店を空けると、儲ける機会を失ってしまう。

ホーム上には駅弁屋もあった。いくつか比べて、ミルフィーユカツレツ弁当を買うことにした。ホーム上の駅弁屋にはミルフィーユカツレツ弁当は1つしか残っていなかった。サイフを出そうとすると、女性が駅弁屋に駆け込んできて、もうすぐ出発する列車に乗るから急いでいる、と店員さんに言って、ミルフィーユカツレツ弁当を急いで買って去って行った。

しかたがないので、コンコースにまた降りて、そこの駅弁屋に行った。そこはミルフィーユカツレツ弁当がたくさん残っていた。



エスカレーターで再度ホームに上がって、ホーム上のセブンイレブンでホット缶コーヒーを買った。列車の時間がやっと近づいてきたので、11号車の入口で待った。

東京行きのぞみが来た。N700Aだった。車内に入った。8割ぐらいの入りだった。2席-3席配置の普通の新幹線配置だったので、行きに乗ったレールスター型に比べて、席が狭い。



E席なので、2席側の窓側である。隣のD席は空いていた。横幅が狭いので隣に人がいると狭くなるので、空いていて良かった。

N700Aは窓側席にコンセントがあり電気が使える。しかし、かなり足元に近い低い位置にあるので、iPhoneの充電器とケーブルを繋ぐと、テーブルまで届かず、座席の上に置くことになる。これでは不便である。



充電よりもまずは、ミルフィーユカツレツ弁当である。中にはからしとソースがついていた。なかなか美味いのではあるが、やはりとんかつは温かい方が良い。弁当の中にも箸とお手ふきが入っているのだが、駅弁屋で買った時に箸とお手ふきをもらったので、そちらを使った。



食べていると、東広島駅を通過した。

さらに、三原、新尾道、福山、新倉敷と、行きのこだまで一つ一つ時間を掛けて停まっていた駅を、一気に通過して岡山まで来た。

岡山で乗客の入れ替わりがあったが、隣の席は空いたままだった。

さらに次々と通過して行った。

便意を催したのでトイレに入った。ユニバーサル使用の広いスペースがある洋式トイレだった。ボタンを押して開閉する。

さすがに最新式のN700Aは違う。旧式の700系のレールスターとはかなり違った。便座を拭くための除菌シートも備えられていた。しかし、やはりトイレに座ると揺れでかなりやりにくかった。さらに、手洗い場と思ったところは手洗いではなく別のものを洗うための流しだった。手を洗う場所が見当たらなかったので、トイレの外に出てみた。出たところに手を洗う場所があったので、洗った。トイレの扉は、閉めるボタンを押さないと閉まらないものだった。閉めるボタンを押すのを忘れていたので、手を洗っている間、トイレの扉は開いたままだった。ボタンを押して閉じた。

近くに、普通の大きさの普通のトイレもあったようだ。次回は普通のトイレに入ろう。余計な気を使わなくて良い。

行きのこだまは新大阪から広島まで約3時間かかった。帰りののぞみは1時間20分である。この差は非常に大きい。そして、広島は遠いと思っていたが、のぞみに乗ればお金はかかるがとても近いことがわかった。

新神戸に着いた。乗客が数人入れ替わった。隣の席はずっと空いたままだった。

まもなく新大阪に到着するというアナウンスがあった。まわりの人たちが荷物をまとめはじめた。乗り換え案内などのアナウンスが続いた。新大阪で降りる人たちが通路に並び始めた。

荷物を片付けて、降りる準備をして、席に座って待った。最初のアナウンスからかなり時間があった。アナウンスが早すぎるのではないだろうか。または、スムーズに降りてもらうために、早めにアナウンスをしているのか。

まもなく新大阪というアナウンスからだいぶ経って、やっと新大阪に着いた。半分ぐらい降りていった。乗るために入口に並んでいる人は十人ぐらいだった。

新大阪駅のホームは人がたくさんいた。エスカレーターでコンコースに降りた。人がたくさんいた。

新大阪駅の新幹線改札内に、堂島ロールの店があったので、のぞいてみた。もう夜なのでほとんど売り切れていた。残っていたのは、フルサイズ1200円のロールだった。ハーフサイズは売り切れていた。1200円も出してロールケーキを買う気にはなれないので、何も買わずに在来線ホームに移動した。


新大阪から広島に新幹線で行く

2017-03-24 20:47:00 | 旅行記
新幹線で新大阪から広島に行く。

こだまは安いので、時間がかかるが行きはこだまで行く。帰りはちょっと高いけどのぞみにした。

朝の7時過ぎであるが、新大阪駅は人が多い。大きいスーツケースを持った人がたくさんいる。

在来線から新幹線に乗り換える場合は、自動改札機にまず新幹線の乗車券と特急券を通し、その上で在来線の改札に入る時に使ったICOCAをタッチする。すると、新大阪までの在来線の精算と新幹線の入札が同時にできる。

駅構内には外国人もいるのだが、売店に英字新聞は売っていない。



ホームに上がる前にトイレに行く。新幹線の新大阪駅は、人が多い割にトイレが少ない。女子トイレはいつも出入り口まで列がはみ出している。おっさんトイレも個室の方には列ができている。そんなに待つぐらいなら、新幹線に乗ってから車内のトイレに行った方が早いのではないか。

こだまは車内販売がないので、乗る前に飲み物を買おうとしたら、売店は長い列ができていたので、ホームの自動販売機で買うことにした。

新大阪始発の山陽新幹線は20番ホームから出る。20番ホームはスペースをやりくりしてなんとか作ったホームなので、エスカレーター1本では上がれない。短いエスカレーターを上り、ちょっと歩いてさらに少し長いエスカレーターに乗ってやっと着く。




次の列車まで時間があるので人が少ない。向かいの東海道山陽新幹線直通のホームは人がたくさんいる。車内販売用と思われる青いカバーがかかったワゴンを押しているおねえさんが2人、人を避けながら進んで行った。

ホームの自動販売機で温かいミルクティーを買った。ICOCAで払った。

こだまがホームに入ってきた。レールスターというタイプの車両だ。




指定席なので列に並ぶ必要はない。ホームにいる人が入ってから、車内に入った。

自分の席まできたら、年配のおばさんおじさんのグループがいた。席を間違っているのではないか、と思ったら隣と前の席に座った。

出発時間になると、9割ぐらいの席が埋まっていた。やはりこだまは安いので、利用する人が多いのだろう。

家から持ってきたおにぎりを出して食べた。となりのおじさんも家から持ってきたらしいおにぎりを食べ始めた。他人なのに仲間みたいに見えるかも。

今では旧式になった700系のレールスターであるが、やはり新幹線は乗り心地が良い。実にスムーズである。レールスターの指定席は両側2席の配置なので、広くて快適である。

新神戸からまた乗ってきてほぼ満席になった。

西明石で通路反対側に乗っていたおねえさんが大きいスーツケースを引いて降りて行った。すると、その空いた席に西明石から乗ってきた人が座った。こうして満席状態が続いた。

姫路でまた若干出入りがあり、相生まで順調に進んだ。相生まで来て、はじめてのぞみの通過待ちをした。2本待った。

岡山に着くと、4割ぐらい出て行った。さすがに、岡山以遠にはこだまで行く人よりも他の速い列車で行く人が多いのだろう。

ここで約30分停車である。もう少し良いダイヤは考えられなかったのだろうか。

時間があるのでホームに出てみた。向かいのホームにさくら鹿児島中央行きが来て、出て行った。出発メロディーは銀河鉄道999だった。

博多方面ホームには、駅弁の店と売店と飲み物の自動販売機があった。東京方面ホームには、それに加えて立ち食いうどんもあるように見えた。

のぞみが来て出て行き、やっとこだまが出発した。空いた席にまた乗客が乗ってきて、ずっと満席状態が続いた。

新倉敷でまた1本通過待ちをした。ホームに若い女性の駅員さんがいた。西明石か相生でも若い女性の駅員さんがホームにいた。入社して年数が経っていない女性社員の担当部署なのだろうか。

福山に着いた。となりの席のおじさんとそのグループが降りて行った。その他にも降りる人が多く、やっと7割程度の埋まり具合に減った。ここでまたまた通過待ちである。

空いたと思ったら、発車時間近くにまたまた乗ってきて、前も隣も埋まり、また満席状態になった。福山では3本通過待ちした。

福山駅の博多方面ホームには、売店はなく自動販売機だけであったが、ここにも若い女性の駅員さんがいた。


新尾道で1本通過待ちして、出発した。

三原で隣が降りて行ってまたちょっと空いたかと思ったら、また乗ってきた。隣は空いたが他の席は常に9割がた埋まっている状態が続く。この辺りは短い区間の乗客の入れ替わりが激しい。

便意を催したのでトイレに入る。和式だった。座席では揺れないで快適と思っていたが、トイレに座るとなると全く違っていた。揺れでかなりやりにくかった。

東広島でまた通過待ちして、広島に着いた。広島駅の手前でマツダスタジアムがすぐ横に見えた。カープのオープン戦があるらしく、赤い服を着た人々がものすごく長くて幅広い列を作っていた。

広島駅の新幹線ホームに降りると、向かいのホームに列車が停まっていた。このこだまが来るのを待っていたのか、と思ったら、回送だった。

エスカレーターを降りると、そこにも赤い服を着た人がかなりいた。わざわざ新幹線で観戦に来たのか?

路面電車の駅がある南口の矢印の方に行くと、まず在来線の乗り換え口である。自動改札機のところで、駅員さんが1枚出てくることをずっと叫んでいた。自動改札機にもそう表示されていた。つまり、この改札口では新幹線の特急券だけが回収されて、乗車券は戻されるのである。それに気付かずに乗車券を取らずに行ってしまう乗客が多いのだろう。

広島駅の改札を出て、路面電車の矢印の方に行った。すると、市内中心部を通らずに広島港に行く路面電車があまり乗客が乗らないで出発していた。その先に原爆ドームなど市内中心部を通る路面電車の乗り場があるのだが、混雑していた。外国人が多い。

駅員さんが、前の方が空いているから、前の方に進むように言っていたので、乗り場の前方に行った。前の方はやや空いていた。駅員さんの案内は日本語だけなので、外国人乗客には通じていないようで、前の方に移動したのは日本人だけだった。

市内中心部を通って宮島口まで行く路面電車が来た。最新型の2両編成の電車だった。路面電車は入口と出口が決まっているが、始発の広島駅では出口からも乗り込むことができる。ICOCAが使えるので、乗る時にICカードリーダーにタッチして中にはいった。

混雑していた。広島は三角州の上にできた街なので、地盤が弱く地下鉄を作れないので、路面電車が発達したと以前「ブラタモリ」でやっていた。本当は地下鉄を通す必要があるぐらいの人口がいるのではないだろうか。

まずはお好み村に行くので、原爆ドームの手前の八丁堀という停車場で降りた。降りる時にもICOCAをカードリーダーにタッチした。


2017年1月のシンガポール帰り (帰着)

2017-03-02 19:20:00 | 旅行記
シンガポール航空SQ 616便
SIN 14:05-KIX 21:20
で大阪に帰った

関西空港のターミナル内では、降りてきた乗客はこれから乗り込む乗客と、通路が完全に分離される。

通路を歩いて、シャトルの乗り場に来た。シャトルがちょうど来たので、乗った。前方は人が多かったので後方に乗った。

シャトルが動き出した。

シャトルが中央ブロックに着いた。前方が出口に近く、後方は出口から遠かった。それで前方に乗る人が多かったのだろうか。

エスカレーターを下ると、検疫があった。熱があるわけでもなく、動植物を持っているわけでもないので、素通りする。

入国審査の列が、各列10人ぐらいできている。ここは自動化ゲートを通る。以前は自動化ゲートがひとつだけだったが、今は数台に増えている。この列は各列2~3人である。

自動化ゲートに並ぶと、前の人がすぐに終わって、自分の番になった。前の人が立ち去ったすぐ後にパスポートの写真のページを読ませると、エラーが出た。一度パスポートを外して、ちょっと待って、もう一度読ませると、ちゃんと読んだ。指の指紋を読ませると、ゲートが開いて入国審査が終わった。自動化ゲートに登録しておいて良かった。スムーズに入国できたので、34分のラピートに間に合うだろう。

さらに通路を進んで、手荷物受け取り場所に来た。柱のディスプレイでシンガポール発の便のレーンを確認して、そのレーンの近くの階段を降りた。

そのレーンでは、すでに荷物が出てきてベルトコンベアの上を流れていた。早い。ビジネスクラスの乗客は先に出ているはずなので、それに合わせて荷物が出るようにしているのだろうか。

しばらく待つと、自分のスーツケースが出てきた。シンガポールで荷物を預けた時の半券を出して、スーツケースの番号を合っていることを確認して、ごろごろ引いて行った。

税関は申告なしの緑のレーンに並んだ。そういえば、黄色い日本の税関申告カードは、機内で配られなかった。カウンターでもらわなかった人はどうするのだろうか。預け入れ荷物受け取り場で記入してもすぐ済むからたいした問題ではないが。

到着ロビーに出た。

レンタルしていたWiFiルーターを返却しなければならない。窓口は21時までなので、返却ボックスに入れる。

今回レンタルしているテレコムスクエアのカウンターを探した。他社のWiFiや携帯電話のレンタルカウンターはすぐに見つかったが、テレコムスクエアのカウンターが見つからなかった。

ルーターのケースに入っている、返却場所の地図を見て、その場所に行くと、返却ボックスがあった。他社のカウンターは近くにかたまっていたが、この会社のカウンターだけ少し離れたところにあって、わかりにくかった。

急げば21:34発のラピートに間に合う時刻だったので、1Fの到着ロビーから駅への渡り廊下がある2Fにエスカレーターを上がり、小走りに駅の方に行った。

PiTaPaカードを出して、南海電車の改札を通った。エスカレーターでホームに降りる間に、小銭入れから特急料金510円を取り出して、ホーム上の特急券売り場に急いだ。ラピートはすでにホームに停まっていた。

関西空港駅ホームのラピート特急券売り場は、昔からずっと有人のブースだった。自動販売機は置かないのだろうか。

特急券を買って、すぐ横に停まっているラピートに乗り込んで、デッキの飲料の自動販売機でコカコーラを買って、席に着いた。

ラピートの荷物置き場には、チェーンロックが備えられていた。以前はロックなどなかったが、盗難や間違って持って行かれるなどのトラブルが発生したのだろうか。



席に着くとまもなく出発した。このラピートに乗れると、この先スムーズに帰宅できる。間に合って良かった。この後は、JRの関空快速か南海の空港急行であり、大阪市内まで時間がかかっていたところだった。

今回のシンガポール航空のマイレージがANAに加算されるかと思ったら、種別Kという安いチケットなので他社には加算されないのだった。同じエコノミークラスでも値段によってチケットの種類がさまざまである。


2017年1月のシンガポール帰り (8)

2017-03-01 19:20:00 | 旅行記
シンガポール航空SQ 616便
SIN 14:05-KIX 21:20
で大阪に帰る


「真田十勇士」が終わったので、次に「ブリジット・ジョーンズの日記」の最新版を観た。

映画が終わる頃に、そろそろ着陸態勢に入るので、機内販売を終了する旨のアナウンスがあった。帰りの便は飛行時間が短いのか?

KIX→SINの飛行時間は7時間10分、SIN→KIXの飛行時間は6時間15分だった。

機内販売には面白いものもあるが、値段が高い。シンガポール航空のキャビンアテンダントの制服を着たハローキティのぬいぐるみがあったが、日本円で約3000円だった。

着陸態勢に入った。窓のシェードを開けるようアナウンスがあった。キャビンアテンダントさんが総出で室内をまわって、安全確認をした。

非常口席なので、前に若い女性のキャビンアテンダントさんが座った。当たり前だが、離陸の時と同じ人だった。また退屈そうにしていた。

着陸態勢に入ってから、かなり時間が経った。外が暗いので空港に近づいているのかわからない。

着陸した。着陸してからかなりの間、地上を走った。

窓の外に飛行機が並んでいるのが見えて、ゲートに近づいていることがわかった。

飛行機が止まった。まだシートベルトサインは消えない。

ちょっと間があって、シートベルトサインが消えた。ベルトを外して立ち上がって、上の物入れを開けてリュックを取り出し、リュックの中にiPadなどをしまい込み、ウィンドブレーカーを取り出して、廊下に立って並んだ。

シートベルトサインが消えると同時にトイレに駆け込む人が何人かいた。通路に並んでいると、トイレに入った人が出てきたのだが、すでに通路に人が詰まっていて、自席に戻れずにいた。到着後の機内の様子がどうなるか、考えていなかったのだろう。

関西空港駅21:34発のなんば行きラピートがある。これに乗ることができれば、スムーズに帰宅できる。この先の混み具合で乗れるかどうか決まる。

エコノミークラスの乗客が出口に向かって動き始めた。ビジネスクラスのエリアはきれいに無人になっていた。

温かいシンガポールから冬の大阪に帰って来ると、ボーディングブリッジはやはり寒かった。