空間設計堂blog(ブログ)

新潟県上越市大潟区の建築設計事務所のブログです。

平成 最終日

2019-04-30 21:06:57 | 趣味その他

平成がもうすぐ終わります。

その時を、私は平成が始まった時と同じく、一人で迎えます......。(嫁さんと子供たちは連休お出かけで不在のため。令和が始まるのも一人で迎えるわけですね。)

 

天皇陛下のありかたは

日本という国のなりたちや歴史がからんできて

不勉強の私には何も言えませんが

明治以降になった一世一元の制のおかげで、元号によって時代が語られるようになったのは個人的に良いことだなと思います。

西暦の~年代で起こった事を語るよりも、この元号の間の括りで起こった物事を語るほうが、(日本人だけかもしれませんが)より頭の中で整理しやすいような気がします。

(元号が変わったからといって、昨日の問題が解決するわけではないですが、思考の区切りとして、その前と後でと考えることも有りだと思います。気持ちを新たに考えていくきっかけとすれば良いと思います。)

 

私の平成の印象は、やはり災害の時代だったかと思います。

(昭和はまだ私が子供だったので、それほど世の中に関心を持っていなかったのでわからないだけで、私が生きていた時の昭和も災害があったのでしょうけど。)

日本国土に及ぶような戦争がなかったことは良かったです。

経済的には、バブルが弾けて、底辺近くに居るような私には厳しい時代だったかと。

一気にパソコンや携帯電話、スマホが出てきて、その技術進化に目を見張りました。(個人的にはその技術進化になかなかついていけてないですが。)

 

個人的に平成はどうだったかというと

私の平成は、日々挫折の時代だったかもしれません。

思いおこせば、全体的に楽しかった印象は、子供のときの昭和にあります。親に守られて楽しかった昭和。(すごく昭和が遠く感じます。)

平成は大人になって、現実と自分の力のなさのギャップに、心擦り切らす日々。子供のころ心に描いていたことは、どんどん自分にはできないとわかる。

それが平成で一番、悲しいことだったかもしれません。

 

平成で私にとって一番うれしかったことは、やはり子供に恵まれたことでしょう。

今だ未熟な私でも、たまたま縁あって結婚して、子どもが生まれました。

平成で一番うれしかったことですが、生まれてから一番うれしかったことでもあります。(それでも、全体的によかったのは昭和。)

 

さて、次の令和の時代はどうなるのか。

個人的には、仕事の先行きが見えなかったり、健康に不安を抱える年代となったりで

どうも明るい時代にはならないかな....と今のところは思えるのですが

世の中的には、良い時代になって欲しいですね。次世代の子供たちのためにも、そうあって欲しいです。

 

それでも、まだ令和の時代をなんとか私も生き抜いていかないといけないので

個人的にも良い時代になるように頑張りたいと思います。


さて、一人、平成をもっと噛み締めますか......。(あと、2~3時間。でも寝てしまうかな。)

 

 

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当たり前だけど、フィクション

2019-04-17 13:35:58 | 建築関係

テレビドラマは好きで、けっこう見ます。

昨夜フジで始まった‘パーフェクトワールド’。

主人公が下半身不随で車いす生活を送っている建築士。気になって見ました。

(この春から見ているのは、やはりフジの‘ラジエーションハウス’。主人公の窪田さんが‘デスノート’以来気になるので。山Pの‘インハンド’も見たけど、これは微妙だったか。あとは福山さんの‘集団左遷’は見たいと思っています。)

 

ネットの評判では、ヒロインの演技が心配の意見が散見されていますが

松坂桃李さんの自然な演技もあってなのか、私はそんなに山本さんの演技も気にせず

興味深く見させてもらいました。次回も見たいと思います。

 

ただ、気になったのは、

まず、一級建築士なんて、高校生が卒業文集に夢をもって書くほどの人気や地位がないのでは...と思ってみていました。

30歳で一級建築士をもっているのは、建築関係では普通で特別なことでもないし、設計でも現場でも、免許を所持している人は多いし

近年は、受験者数が減っている不人気資格でもあります。

 

あと、市民センターのような規模の建物は、近年ほとんどコンペでは仕事は決まりません。

コンペではなく、設計の実績や設計体制を重視するプロポによって設計できるかどうか決まることがほとんどです。

この波は、行政の入札資格にも及んでいて、実績のない者が新規で入り込む余地はどんどん機会がなくなっています。

 (あれだけの人数を雇える、キム兄演じる建築事務所開設者がすごくやり手で、それが評価されて仕事がとれたということが、今の建築界では自然な考えでしょう。)

 

ドラマの建築士を取り巻く設定は、ちょっと古いかな。どの仕事もそうだと思いますが、建築士も世間に揉まれる泥くさい仕事なわけです。

まあ、フィクションですから主人公には夢をもって生きてもらわなければなりませんけど。

 

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やっと見に行った

2019-04-01 14:48:01 | 建築関係

やっと見に行きました。‘うみがたり’

私の住む市の昨年一番の話題スポットだったでしょう。

開館から入場者が多く、人ごみを避けたい私はなかなか行けませんでした。

先日、春休み中の子供を連れて、やっと行ってきました。(気持ち悪くならないように、事前の食事は抜いて、お腹はすいた状況で、人の少なそうな平日の夕方に。)

 

建物としては良くできています。さすがに大手設計事務所。

ただ、建物としては良いけど、果たして用途‘水族館’としての‘楽しさ’が表現しきれていたかと考えると、未消化のような気がしました。

‘水族館’として、見ごたえがあったかというと、もの足りないような。

設計事務所が意図していたことをやるためには、恐らく箱が小さかったのかもしれません。

予算と敷地全体の計画もありますから、それはなんとも難しいところでしょう。


3月の寒いなか、イルカショーを見ました。(海からの風があって、子供らと体を寄せ合いながら見ました。)

新潟のマリンピアに比べると、窮屈そうにイルカがショーをします。狭いような気がします。(深さは十分のようですが。)

開館から今までに、もう2頭もイルカが亡くなっているのですが、この水槽の大きさは影響していないのかな?(因果関係はわかりません。)


イルカショーとは別の売りであるペンギン達。

他に居場所があるのかわかりませんが、これも以前に比べて、狭そうなところにいました。


水族館は裏方の部分も広いでしょうから、そちらも見てみたいものです。

せっかく地元にできた水族館なので期待していたのですが、ちょっと期待が大きかったかな。

でも、長らく愛される水族館であってほしいです。



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初めて使ってみた

2019-04-01 13:06:16 | 趣味その他

初めて使ってみました。新元号。

平成最後の仕事になるかな。工務店さんの下請けで、確認申請の代願なのですが、申請は平成で、工事は令和。


ブログの記入では、すでに‘令和’はすぐに変換で出てきます。(と書きましたが、あれ?急に出てきたり、出なくなったり不安定かな.....。)


なにか凛としながらも柔らかなイメージを私はもちました‘令和’。

良い時代になるといいですね。でも、あと1ヶ月の‘平成’もいいように締めたいものです。‘令和’への希望がもてる1ヶ月になったらいいなと思います。(社会的にも、個人的にも.....。)

 




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