平成がもうすぐ終わります。
その時を、私は平成が始まった時と同じく、一人で迎えます......。(嫁さんと子供たちは連休お出かけで不在のため。令和が始まるのも一人で迎えるわけですね。)
天皇陛下のありかたは
日本という国のなりたちや歴史がからんできて
不勉強の私には何も言えませんが
明治以降になった一世一元の制のおかげで、元号によって時代が語られるようになったのは個人的に良いことだなと思います。
西暦の~年代で起こった事を語るよりも、この元号の間の括りで起こった物事を語るほうが、(日本人だけかもしれませんが)より頭の中で整理しやすいような気がします。
(元号が変わったからといって、昨日の問題が解決するわけではないですが、思考の区切りとして、その前と後でと考えることも有りだと思います。気持ちを新たに考えていくきっかけとすれば良いと思います。)
私の平成の印象は、やはり災害の時代だったかと思います。
(昭和はまだ私が子供だったので、それほど世の中に関心を持っていなかったのでわからないだけで、私が生きていた時の昭和も災害があったのでしょうけど。)
日本国土に及ぶような戦争がなかったことは良かったです。
経済的には、バブルが弾けて、底辺近くに居るような私には厳しい時代だったかと。
一気にパソコンや携帯電話、スマホが出てきて、その技術進化に目を見張りました。(個人的にはその技術進化になかなかついていけてないですが。)
個人的に平成はどうだったかというと
私の平成は、日々挫折の時代だったかもしれません。
思いおこせば、全体的に楽しかった印象は、子供のときの昭和にあります。親に守られて楽しかった昭和。(すごく昭和が遠く感じます。)
平成は大人になって、現実と自分の力のなさのギャップに、心擦り切らす日々。子供のころ心に描いていたことは、どんどん自分にはできないとわかる。
それが平成で一番、悲しいことだったかもしれません。
平成で私にとって一番うれしかったことは、やはり子供に恵まれたことでしょう。
今だ未熟な私でも、たまたま縁あって結婚して、子どもが生まれました。
平成で一番うれしかったことですが、生まれてから一番うれしかったことでもあります。(それでも、全体的によかったのは昭和。)
さて、次の令和の時代はどうなるのか。
個人的には、仕事の先行きが見えなかったり、健康に不安を抱える年代となったりで
どうも明るい時代にはならないかな....と今のところは思えるのですが
世の中的には、良い時代になって欲しいですね。次世代の子供たちのためにも、そうあって欲しいです。
それでも、まだ令和の時代をなんとか私も生き抜いていかないといけないので
個人的にも良い時代になるように頑張りたいと思います。
さて、一人、平成をもっと噛み締めますか......。(あと、2~3時間。でも寝てしまうかな。)