空間設計堂blog(ブログ)

新潟県上越市大潟区の建築設計事務所のブログです。

実は初めての入札

2008-06-30 17:34:19 | 建築関係
今日、上越市の公共施設の改修設計の入札に参加してきました。
実は初めての入札。

今年になって、指名願いを市の方に出し、出してもすぐに指名されないだろうとタカをくくっていたのですが
先々週、市より連絡があり、突然の入札参加でした。(指名されたのは、現場が私の地元の区だからでしょうね。)

結果は撃沈。
相当、設定されていた金額が低かったみたいです。
再入札も不調に終わり、再入札で一番低い金額を入れた他の設計事務所さんが、市と相談みたいなことになりました。

実は1回目の札は私が最安。
1回目の入札までは、私が一番、市の考えを読み切っていたということなのかな?(でも、もっと市の考えは厳しかったということ。設計士の報酬とはどんなものだと思われているのだろう?)

実は、その場の雰囲気に最初から緊張していた私は、再入札では頭が少しパニック状態。
幾らまで下げたらよいか、さっぱり考えが浮かばず、少し1回目より下げたくらいで再入札してしまったのです。
そして、撃沈。

なかなか金額を読むのは難しい。良い勉強になりました。
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上越の環境フェア2008に参加してきました。

2008-06-30 09:24:58 | 建築関係
昨日、あいにくの雨降りでしたが、上越市民プラザで行われた、環境フェア2008に参加してきました。

下の写真は私が参加した新潟県建築士会上越支部 エコハウス研究会の会場の様子です。




雨降りで、フェア全体の目玉企画フリーマーケットが中止になり、大分、来場者が少なかったそうなのですが
私が考えていた以上に我がエコハウス研究会の会場にも足を運んで頂きました。(この私の見通しの甘さは後で書きますが、相当、私にとって失敗でした...。)
ですから、写真も、もう少し見学者さんが多いときに撮れば良いのに...と廻りの方々からも言われたくらいです。


我が会場の内容は皆さん、普段、設計の中で環境にどう優しく対応しているかを語っているものでした。
私のところの内容は後で、空間設計堂HPの方にUPするつもりです。

そして、昨日の私の反省。
第一、一生懸命つくったパネルでしたが、ああいうところでは文字は間違いなく、あまり読んでもらえない。もっと写真や絵で語るべきでした。
(しかし、せっかく、この日の為に作った内容のものですから、多くの皆様の目に触れてもらいたいと空間設計堂HPに後でUPすることにしたのです。)

第二、配りものはあなどれない。
先にも書きましたが、正直、あれほどご来場頂けるとは思ってもみなかった私は、ほとんど見学者の方々にお配りする資料を作っていかなかったのです。
フェア全体で配られる資料が多いためか、見学者の方々は内容をあまり吟味しなくても、配られるものは手にして行かれます。(街頭のチラシ配りみたいに断られることはほとんどありません。)

第三、第二にも関係しているのですが、口べたな私は見学者さんたちと積極的なコミュニケーションはとれませんでした。口べたなんだから、資料をいっぱい持っていってもらうようにするべきだったのです。(名刺すら、数枚程度でしたから...)
先輩建築家の方々は見学者さんをつかまえては、積極的にアピール。見習わなければなりません。(アピールする材料が乏しい私は、少々臆してしまいました...。)

とにかく、ああいうフェアは初めての参加だったので、良い勉強になりました。相当疲れましたが。
前日の会場準備から、なんだか文化祭みたいで、楽しかったのも良かったです。
次の機会があれば、もっと検討して、準備して、自信をもってご覧頂けるようにしたいなと思います。(とにかく、今回の私の資料は後で空間設計堂HPにUPしますのでご覧ください!上越で住まいづくりを考えるのに、多少の参考になるはずです。)


上越市 環境フェア 空間設計堂参加資料をHPにUPしました。
拙文ですが、ご興味頂けましたら、ご覧頂きたいと思います。→空間設計堂HP これからの住まいづくり のページへ
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上越の環境フェア2008に参加します。

2008-06-17 10:48:54 | 建築関係
6/29に上越市では環境フェア2008が開催されます。
地球温暖化を防ぐために、我々はどうしたらよいのか?一般の皆さんに身近な問題として考えてもらおうというイベントです。
上越市では数年前から開催されています。

今年は建築士会上越支部の代表として、支部エコハウス研究会のメンバーが参加することになりました。

下が我々の案内チラシです。(メンバーの皆さんからご指導を頂きながら、私が作りました...。慣れない作業でなかなか難しかったです。もともと出来はあまりよくないのですが、下のは画像なので、更に悪い感じになってしまっています。フェア当日に現物をご確認ください。)




日頃から環境にやさしい住まいづくりをしたいな...とは思っていたのですが、具体的に人様に考えを発信するのは今回が初めてで、どうやれば良いか、ただ今思案中。
時間も少なくなってきて、焦りがでてきました。
今回は他のメンバーの方々に迷惑をお掛けしないくらいまで持っていくのが関の山かもしれません。(そこまで辿り着くのも不安ですが...。)
とにかく頑張らねばといったところでしょうか。(今月はブログ更新が極端に少なくなりそうです...。)
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矩計図(断面詳細)を描く、気持ちよさ

2008-06-02 11:08:06 | 建築関係
今、70年前に建てられた家のリフォームの図面を進めています。
矩計図(断面詳細図)の作成中。


矩計図(‘かなばかりず’と読みます。)とはどうゆう図面かおわかりでしょうか?その建物の代表的な(梁間方向の)外壁部分の垂直断面を描いた図面です。
仕上げの厚さや、梁などの断面、納まり等も総合的に考えて、主にその建物の高さ方向の決まり事が描いてある重要な図面です。
断面詳細図は矩計図以外で重要な垂直断面(梁間も桁行も関係なく)を描いてある図面と理解して頂ければ良いでしょう。

今のリフォームの仕事では高さや勾配などが違う下屋が数種類あり(またそれらが関係しあうこともあり)、矩計図、断面詳細を何種類か描いています。

私はこの矩計図や断面詳細を描くときにけっこうな密かな喜びを覚えます。
数学の問題(私はあまり得意ではありませんでしたが...)を解けたときの気持ち良い感じに似ているかもしれません。
平面図や立面図、断面図ではハッキリしていなかった事が、矩計図(断面詳細図)を描くことによって、整理づけられて結果となって現れてくるのです。
特に今回の場合のように、屋根種類が多く、既存部分との取り合いが複雑で、納めることが寸法的にも厳しい場合は、
これで上手くいくという確信を得られるようになったのは、相当うれしいことです。(実は今、整理ができてうれしくてブログを書いている次第です。)
お客さんの要望に応えられるプランを考えられた時や、これは良い建物になると思えた時の次ぎくらいうれしいことかもしれません。

矩計図はどの住まいの設計図書にもあるでしょう。断面詳細がどれだけ描いてあるかを見れば、その建物がどれだけ複雑で大変な建物なのか、判断できるかもしれません。
立面図や断面図を見れば、やたら複雑そうなのに、矩計図や断面詳細がない...なんてことがあったら、相当心配なことですね。(そんな設計をする設計者はいないと思いますけど。)
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