空間設計堂blog(ブログ)

新潟県上越市大潟区の建築設計事務所のブログです。

20年経つといろいろと

2021-09-21 09:49:19 | 建築関係

私が自宅を建てたのが平成13年。西暦で言うと2001年。20年経ってしまっていました。

思い返すと、実家は私が11歳の時建て替えたこともあり、途中、大学や東京での就業時期もあって実家にいなかったので、結局、生涯を通じて今の自宅が一番長く寝起きしていた家となっています。

 

ただ、やはり20年経つと家のそこかしこでいろいろあります。

この20年間で外壁は3回塗りなおししていますし(2回は業者さんに依頼して、1回は自分で塗ってみました。)、床暖・給湯用の給湯器は3年前に壊れ、コストの関係で給湯のみの給湯器に換え、台所のガスレンジも換えました。

10年程前には、家族ができて人数が増えた関係で、吹き抜けを潰して物干し、収納スペースを造ったりしました。

けっこう手がかかっていますね。まあ、家は住み放しいうことはなくて、メンテナンスは必要ですし、生活に依っての変更もつきものですから。

 

そうこうしていたら、洗面台の給湯管が割れて、漏水していました。判明したのは2日前だったのですが、ここ1,2か月の水道量が多くなっていておかしいな...と思っていたので、7月くらいには割れていたのでしょう。

漏水といっても、給湯用のポリブデン管が3mm程裂けた程度だったので、微量な漏水が続いていたということになります。ただ、ずっと続いていたわけで、まあまあの量の水を床下に垂れ流ししていたわけです。

気づけたのは、洗面周りに置いておいた入れ物ケース(買い置きの洗剤等を入れてあります)を移動させた時に、置いておいた場所のフローリングがカビていたことから。つまりフローリングが漏水の水を吸って湿気ってカビたわけですね。

いつもお世話になっている(トイレ詰まりでは大変お世話になりました)水道工事業者さんに来てもらったのですが、漏水場所は簡単にはわかりませんでした。

で、結局、修理のこともあり、壁・床に穴を開けることに。

排水管の向こう側は四角く壁穴、床には丸い穴。

やっとのことで漏水場所を探し当てました。漏水箇所は給湯管が床から壁内に立ち上がるところの90°折れ曲がる部分でした。床下地材が恐らくポリブデン管を抑え続けて管に力を加えていたこともあるかもしれませんが、20年の月日で管の劣化も当然あったと思います。(始めは、ポリブデン管が割れることはあまり考えられないと、ポリブデン管と壁出し用の継手管の接続部分からと予想して壁に穴を開けました。)

今は修理材の手配中で、写真のような仮使いの状況。(白い管が給湯。給湯管はもう壁出しでなく床から出しです。)

 

修理費用が怖いなぁ。(漏水で、すでに水道下水道代がかかっているし、給湯側での漏水だったので、せっかくのOMソーラーで作ったはずのお湯が漏れて、使う時にはガスで沸かしていたことにもなっており、ガス代もかかっているわけで、けっこうな予想外の出費になっております...。)

 

 

コメント
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