公衆トイレのリノベーション 昨年の計画が完成

昨年、設計させて頂いた公衆トイレの工事が終わりました。
工事監理はまったくさせて頂いていないので、終了したことも知らなかったのですが
そろそろだなと見に行ってきました。




完成はしていますが、多分、まだ市内部の検査が終わっていないのでしょう。
養生してあって、使うことはできない状況です。内部は立ち入り禁止。

工事監理していないこともあり、考えていたものが出来ているのに何か不思議な気持ち。


見ていると、微妙におかしいなぁと思うところがあるのですが
これも工事監理していない悲しさ。仕方ないと思いながらも眺めてきました。




色的には、赤、青のアクリル板の色が思っていたより濃いかなというところですが
サンプルを見せてもらった時には、選択肢がこれしかなかったので、これも仕方ないかと。
まあ、できあがりが派手でも、しばらくすると落ち着いて見えてきますので、ＯＫの範囲でしょう。
（心配なのは、けっこうアクリル板が華奢なこと。割れることはほとんどないと思いますが、不届者が鉄拳なんか加えると、外れそうな気がします。工事監理させてもらっていれば、もっと厚くさせてもらったのに．．．という思いがします。）

とにかく、完成。 内部も早く見たいですね。（内部は意匠的に何か特別なことは何もしていないのですが、使い勝手の確認を主にしたいところです。）

シルバーウィークなんのその

世間はシルバーウィークが終了。楽しい時を過ごされた方が多かったことでしょう。
お疲れ気味のお父さんは、今朝の出勤がキツかったかもしれませんね。

こちらはシルバーウィークとは、レジャー的には特に縁もなかったのですが
こちらも少し疲れ気味です。

仕事で．．．うーん、仕事でそういう風になりたかったのですが
基本的にはそうでなく（多少、時間をみつけて滞っていた業務を処理しましたが）
うちわの用事で。

それで、しばらく私が朝昼晩の食事やら、子供の保育園の準備やらをしなくてはいけないので
今、保育園へ子供を送ってきて、一休みといった具合。

さて、遅れ気味の業務を進めないといけません。（おっと、洗濯が終わったみたいなので、干さないと．．．）

あとから予算が出てくる？

あとから予算が出てくる．．．．．？
仕事をしていて、これは意外に、けっこう困るような話しなのです。
それまで、節約に節約を重ねて思考してきたものが、全て無になって、やり直しになりかねません。
特に、もう設計に時間をかけられない状況になってから、この話しが来ると、思考停止状態にもなってしまいそうです。

私のような大先生でない設計士は、お客様の予算が優先順位の上位。（大先生でも、予算を気にしないわけではないでしょうけど。）
その予算の中でできること、できないことを考え抜くわけです。


それが、あとから予算追加がでてくることになると、それなら、ああいうことも可能、なら、いままで考えていたことは全然使えない．．．というようなことになるかもしれないのです。
（仕上げや仕様のグレードを上げるために、追加費用を充てる．．．くらいなら良いのですけど。）
それは、その建物のコンセプトを揺るがしかねない事態でもあるわけで
できる限り、予算に関しては、設計する時点で正直にお話して頂くことが大切．．．と申し上げたいところです。

設計すると、どうせ増えるから．．．．と予防線を張るのもわからなくはないですが
そのために、選択肢が最初から減るかもしれないことはもちろんのこと
設計のやり直しや、工事のやり直しなどの無駄の発生、しいては、それに関わる費用の発生につながり兼ねないのです。
（ちょっと、この記事の主旨状況とは違うのですが、実は、公共の仕事で現在、こんなやり直しになってしまっています。一般の方が家を建てる時に、まだ信頼おけない設計者や工務店さんに少な目の予算を話すのはわかるのですが、公共でこれがあると、当初の入札の前提はどこにあるのだろう？と疑問に思ってしまいます。）

最初に予算を正直に設計者に話す？本音か建前か？
どちらが特なのでしょう。

参考に、こんな記事もありました。→ケンプラッツ‘建て主の予算は本音か建前か’

和田Ｉ邸 完成見学会 終了

設計協力させて頂いた、和田Ｉ邸の完成見学会が開かれました。
時々雨が降る、あいにくの天候の週末だったのにも関わらず、昨日、今日で多くの方に来場をして頂いたとのこと。




私も晴れの合間を見て今日、陣中見舞いを兼ねて、見学させて頂きました。

久保田建築さんが造る家のクオリティは、一緒に仕事させて頂いて、大体理解していることもあるのですが
私が設計協力しているときに考えていた空間がほぼ出来上がっていました。


ただ、ちょっと惜しかったなと思ったのは、キッチン廻りを代表とする水廻りの充実さ（機能的なものでなく、空間的な充実さと言えば良いでしょうか。）が足らなかったこと。
こだわりをもった主婦のお客さんが見たら、物足りない思いをされたかもしれません。
今回プランが、台所は台所、洗濯場は洗濯場といった位置取りで、割と昔ながらのオーソドックスなプランだったからでしょう。
最近は家事空間やお風呂などの水廻りの充実さ（それは単独のものであるかもしれないし、それ以外の空間との連動性もあるものかもしれません。）も重要視されてきていますので
この辺りは今後、私もよく勉強して、久保田さんの仕事においてもフォローできるようにならないといけないところだと思います。

ただ、全体的にはクオリティの高い住まいであることは間違いなく、来場されたお客さんも感心されて見てられたようです。

これから生活が始まるＩ邸。計画当初とちょっとその生活、使い方が変わりそうですけど、ご家族には末永く住み続けて頂きたいと思います。

和田Ｉ邸 完成見学会

設計協力させて頂いた　和田のＩ邸の完成見学会が行われます。

　


場所：上越市上箱井アーバンビレッジ和田の社
日時：９／１２（土）、１３（日）　（両日とも）１０：００～１７：００


ＯＭソーラー利用の住まいです。ＯＭソーラーにご興味の方は是非、ご覧ください。
古材を再利用している部分もありますので、リフォームをご計画の方にも参考になると思います。

詳しくは　久保田建築さんのホームページをご覧ください。（最新の開催日時をご確認の上、ご来場ください。）→久保田建築さんのＨＰへ


ＰＳ　チラシを届けて頂きました。




（久保田建築さんのＨＰにチラシＰＤＦデータがあるのですが、我が家のインターネット環境　ＩＳＤＮでは（なのか？）チラシを見ることができなかったです．．．。チラシサイズがB4版で、こちらではA4までしかスキャナーできないので、写真での掲載となってしまいました。とにかく、久保田建築さんのＨＰで、ちゃんとしたチラシをご確認ください。）