空間設計堂blog(ブログ)

新潟県上越市大潟区の建築設計事務所のブログです。

長岡は隈さんでしたね

2007-11-30 09:58:00 | 建築関係
今朝の新聞によると長岡の庁舎、厚生会館のコンペは隈研吾さんが当選したそうですね。

新聞に依ると、敷地中央に大きな広場を取り、街に開けた「中土間」のような空間をつくる提案をした、とのことです。
「中土間」とはどんな空間なんでしょう?内部のような外部のような空間が建物の真ん中を貫いた案なのでしょうか。
聞いただけだと、手法としては良くありそうな感じですが、隈さんのことですからそれは見たことのない空間になるのでしょう。
楽しみです。とりあえず早く案の内容を詳しく知りたいところです。

ここ上越にいると、なかなか最新の建築を簡単には実見できないのですが、長岡はここから車で1時間圏内ですし、同じように車で1時間圏内の長野の小布施でも図書館コンペで古谷さんが当選していますから、本当にこれから楽しみです。

でも、一地方の図書館や庁舎の仕事に世界的に有名な建築家がコンペに参加し、選ばれる時代になったとは、地方で設計を生業としている私にとっては、ちょっと複雑な思いもしますね。
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平面を語るのは難しい3

2007-11-21 11:31:30 | 建築関係
久しぶりに空間設計堂HPの方に私がこれまで考えた平面案、2案を載せました。
どれも建てることができなかった案なのですが、少しでも日の目を見せようとの公開です。

短時間で頭をひねって作成した案ばかりなので、今、冷静に見ると手直ししたいところが多々あります。
紙面の都合上、あまり説明ができてないことが残念ですが、ご参考までにご覧頂ければと思います。

ご興味のある方は→空間設計堂HP 平面をめぐる物語のページへ
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ちりとてちん、いいですね。2

2007-11-17 14:57:58 | 趣味その他
今日(今週)のちりとてちんは(も)良かったですね。
泣けました。

徒然亭一門の復活となる落語会。今週当初から、なんとなくシークレットゲストっていうのはクサイなぁとは思っていたのですが
やっぱり師匠の出番だったんですね。

徒然亭一門の復活はそれだけでも1本良いドラマになりそうなエピソード。
もう少し草若師匠や小草若ちゃんの気持ちの部分を深く掘り下げたら1本できるでしょう。
長年の誤解が和解する瞬間は見ている方としては拍手パチパチになるドラマの王道ですしね。

この時期にこんなに盛り上げちゃって大丈夫なんでしょうか。
私としては徒然亭の復活はもっと先だろうと思っておりました。でも、主役は喜代美ですからこの辺で徒然亭が復活していないとだめなのかな。
これからが更に楽しみになりました。
ちりとてちんの徒然亭一門のHPへ
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設計だけでない

2007-11-16 09:19:15 | 建築関係
設計事務所の仕事を大きく分けると、設計と工事監理の2本立てとなります。

設計は名前の通り、当然行う業務ですが
その設計したものを実際の工事において適合させ、更により良い方向へ導く業務が工事監理なのです。
(ちなみに工事監理といっても現場の職人さんの手配や職人さんへの指示等をすることでありません。それは現場監督さんの仕事です。工事監理は工事において、お施主さんと工事業者の間で家づくりを調整しまとめていく役割をするものです。)

設計は模型づくりを除いて、ほぼ全て2次元の作業です。
その2次元の情報を基に工事では3次元の空間に造り上げていくことになります。
2次元で捉えることができなかった問題が3次元になって明確になることがあります。
例えば、思ってたような広さでなかったとか、この壁はこの仕上げが良いとか、ここの使い勝手はこれが良いとか、いろいろです。
特に普段、建築を意識していない一般の方々ではその思いは強いでしょう。
工事現場に入って、自分の思いとは違った部分がでてきたとき、誰に相談したら良いでしょう?


現場監督に相談すれば良い?それもひとつの答えです。その現場監督さんが優秀な人でお施主さんの要望と設計の意図を完全に理解し対応して頂ければ問題ないでしょう。
ただ普通は、工事に入るまでにどれだけ検討を重ねてきたかを知らない現場監督さん(図面はある時点までの検討結果が現されているものであり、当然、説明でもしない限りその過程におけるお施主さんの思いなどわからないわけです。)なので、もしかしたら設計内容の意図を外した本当の意味での改善ができなくなる可能性もあります。

更に建築知識を普段から当然身につけていない一般のお施主さんは、自らの要望をちゃんと現場監督さんに工事できるように説明できるでしょうか?要望に対する現場監督さんの対応が正しいかと判断できるでしょうか?

ほとんど(多分99%?)の設計者は自ら設計した家、住まいの工事監理をしたいと考えていると思います。
ひとつの判断の間違いで今までお施主さんと積み上げてきた設計にキズがつくかもしれません。できれば工事の中で自分の目でそのような事態を避けられるようにしたいと考えているのです。(と私は思っています。)
また現場で設計では生まれなかったより良い考えがでて、更に良い家になるかもしれません。(若い頃よく諸先輩に言われました。‘建物が完成するまで設計は終わっていない...。’確かにその通りで工事中に考えることが多いんです。)

出来上がってしまってからの修正にはお金と時間と手間が掛かってしまいます。設計事務所に払う工事監理料くらい簡単に掛かってしまうかも知れません。


追記:
工事が始まってからも検討することが多いということを理解して頂けていない気がします。設計段階では決められないこともある場合もあります。
この辺りを一般の方々が理解して頂けてないというのは当然あるかなと思うのですが、我々建築業界を指導する立場である方達にもそのような感じがあります。
机上だけでなく現場の実態を踏まえて、指導して頂ければと思うばかりです。今年の6月20日前は割と現場での対応に自由が利いたのですが...
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時々はまるヒーローもの

2007-11-15 17:11:05 | 趣味その他
時々フィギアなんかにはまってしまうことがあります。
それも昔あこがれていたヒーローものに。匠魂には一時はまりました。
下の写真はキカイダーのラジコンだそうです。



ほしいですが、今の経済状況からすると私には買えません。
以前もAKIRAの金田のバイクフィギアがほしかったのですが、嫁さんに却下されました。
確かに余裕ないしなぁ...。

独身で会社勤め、そして家のローンがなかったときにはいろいろ買えたのですが...。(以前ブログで紹介したゴジラのラジコン等。)
またこのようなものが買えるくらい余裕がほしいと思う今日この頃です。

ちなみにキカイダーラジコンはクラシ-ココチサイトでも紹介しています。買える余裕がある方はどうぞ。→クラシ-ココチへ
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