空間設計堂blog(ブログ)

新潟県上越市大潟区の建築設計事務所のブログです。

資格更新講習の視聴が始まる

2023-05-29 14:38:28 | 建築関係

3月末に申し込みしてあったインテリアプランナー資格の更新のWEB講習が始まり、とりあえず1講座を視聴しました。

テキストは講習が始まる1週間前にはすでに送られてきました。

前回はこのようなテキストを読んで、小論文を書いて免許更新しました。

読書感想のような個人的な雑文(このブログのような)は日頃書くのですが、他の人に読んでもらって採点されてしまうようなものを書くのは少し勝手が違っていたという記憶があります。なかなか書けませんでした。けっこう苦しみました。

 

今回は講座を視聴すれば良いだけなので気分は楽です。

全部で5本視聴する講座があります。全部見ると3時間程かかるとのこと。とりあえず1本視聴しました。

 

1本目を見たところ、以前に比べて何か凡例が多い。実際の案件の説明をしてくれるのでなかなか興味深く見れます。説明してくれる先生方もお若い方が多いような。

テキストもザっと目を通してみたところ、前回に比べ、教科書臭が大分なくなっています。(以前のテキストは建築士の講習会でも見たことのあるような少し固めの内容が多かったと思います。)

まあ、これから他のweb講習を見て行けばまた内容は教科書臭くなるかもしれませんが。

 

資格維持するためにも、ちゃんと見て行かないと。

 

 

 

 

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6/1から電気代が上がるのか...

2023-05-25 11:23:39 | 趣味その他

6/1から電気代が上がりますね。

我が家は元々、自由料金のプランだったのですが、昨年秋に自由料金の上限撤廃があって今年1月分が急に値上がったので

規制料金プランに慌てて戻したのです。(その後政府の補助があったので、プランを変えて得だったかどうかは今のところわかりませんが)

自由料金プランの上限撤廃前は、我が家の場合、規制料金プランより月々50円~100円得だったのかな。

それが今年1月分の電気料金を見て、とにかく驚いて規制料金プランに戻した次第。

 

我が家の場合の今後のシュミレーションを東北電力のHP(2023 5/25時点で東北電力HP内にあるシュミレーション)でしてみたところ

規制料金プランのままだと 月々8000円くらい → 6/1以降 月々13000円 で5000円もUP。なにかニュースでは東北電力は24%値上げと聞いていたのだけど、全然実情は違って60%くらいの値上がりになっていないのかなぁ。

自由料金プランは 月々10000円くらい → 6/1以降 月々13000円 で3000円UP。30%値上がり。それでも24%よりは値上がっている。それでいちおう上記の規制料金プランより50円くらいお安くなる寸法。

どういう計算になっているかよくわかりませんが、ニュースで聞いている割合とかなり違うし、とにかく自由料金プランにまた移行させたいという意思も見え隠れするような。

 

とりあえずそんなことなんだけど、自由料金プランは上限撤廃しているのだから、いつまたやるかわからないので。

結局、政府が規制料金の見直しをさせて圧縮したというのは、本当はそんなに効果なく国民へのポーズだったのではないか、電気会社と裏では話ができていたのではないか、なんて勘ぐってしまうのは一庶民の恨み節ですかね。

 

追記:シュミレーションの詳細を見てみた。一番料金に跳ね返る使用量×単価のところで電力量料金ステップ1,2,3で単価が

ステップ1(使用量120kwhまで)    18.59円→29.71円 1.60倍

ステップ2(使用量120~300Kwhの範囲)25.33円→36.46円 1.44倍

ステップ3(使用量300kwh超え)    29.28円→40.41円 1.38倍

基本料も上がっており、我が家の場合使用量が同じなら、当然今までの1.6倍の電気料金になってしまう。

ニュースを読み返すと、東北電力では平均で24%の値上がりということだった。私レベルの庶民の値上げ率が高いということか。すごく騙された気がする。報道されているレベルとまったく違う。マスコミもしっかり報道して欲しいところです。

こういう実態だと、政府の指導なんてどこを圧縮させたのかわからないし、怪しいような気がしてくる。本当にポーズだったのかな。不信感が生まれてきますね。

 

 

 

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恐らく表現するまでのハードルが下がる

2023-05-13 04:20:53 | 趣味その他

ちょっと備忘録。朝早く目が覚めてしまうと色々と考えてしまうのですが、日中になるとすっかり朝考えていたことを忘れてしまうので。

 

今話題のchatGPTというのを私も先日使ってみました。こちらの問いかけに滑らかに答えが出てくる。

ただ、GWに奈良へ家族で旅行する予定があって、‘JR奈良駅発着で、大仏殿と二月堂と興福寺を巡るプランを提案してください。途中で和菓子が食べたいです。’と問いかけたところ

二月堂までは良かったのだけれど、興福寺へはまたJR奈良駅から電車に乗って...のような、奈良に不案内な私でもおかしいと思う回答がでてきた。恐らくこの辺りの情報がchatGPTのなかでもまだ整理されていなかったのだろうと思います。

でも、とにかくこちらの問いかけに対し、ほんの数秒で滑らかな自然な文章で回答がでてくるのにはビックリします。

 

テレビでchatGPTによって小説家は脅かされるのか...のような話題があって、そこに出演していたある直木賞作家さんは、まだ今のところは大丈夫でしょう...のような話をしていた。

確かに近々はそういうことなのかな...と私もその時は思っていたのですが、今朝考えたのは、chatGPTが小説家に取って代わるのではなくて、今までなら小説家になるまで辿り着けなかった人が、ChatGPTを武器に小説家になってしまうことが増えるのだろうということ。

 

ここでちょっと自身のことを考えてみたのですが、私が設計士になったのは、恐らく小さい頃から落書きをするのが好きだったからと言えると思います。

そのため、頭で考えていたことを鉛筆で紙に描ける能力が多少同世代の人より一時期まで優れていたのではないかと。(恐らく中学生くらいまで。高校になると少し世界が広がって、私なんかお呼びでもない能力を持った人が大勢いることを知ってしまった。だから絵描きのような世界に進もうとは思いませんでした。)

その(私の勘違いと思われる絵を描く能力の)惰性が大学生まで続き、当時まだ手描きだった図面やパースにおいて多少(私が通った大学の同学年の中では)優位性があって、そのまま設計士の道を歩むことになった。

 

ところで、私が大学4年頃にはCADが出始めていました。私がいた意匠系の研究室にはなかったのだけども、他の研究室にあって操作している同級生はいた。

それから私が卒業して5年くらいで、ほぼ建築図面はCAD化されてしまうことになります。CADの図面は多少CADでも上手い下手の差が出てきますが、誰が描いてもある程度綺麗な図面が描けてしまうわけです。

CADは3Dも表現できるようになって、頭で考えていた空間を鮮やかにプレゼできるようになってきます。

 

CADがなかった頃、頭のなかにあるものを、誰かに見せるためには手でパースを描いて見せてあげなければいけなかった。遠近法なんか用いて絵を描いてみないといけない。図面だって図面に描いてある空間の雰囲気を見せるために影を描き込んでいたこともあります。(大学生の頃、安藤忠雄さんや高松伸さんのドローイングをまねたものです。)私の場合、子供のころからの落書き能力がここで大変役にたったわけです。

でもCADになって、平面・立面を粗方入力してしまうと、それが3Dに立ち上がって、影の計算なんかもして、あたかも現実に近いような空間の絵が割と簡単に出てくるようになりました。これだと落書き能力がなくても平面・立面の入力ができれば誰でもできる。頭の中のものを誰かに表現して見せるハードルが下がったのです。

頭の中に素晴らしいアイデア、空間がイメージできていても、それを外へ表現する能力がなければないのと同じ。外へ表現するというのは昔なら手作業中心であって手を動かす訓練が必要だったわけです。手を動かせるようになるにはそれなりの時間を要していたはず。それを小さい頃からやっていた者は優位性があった。でも、その表現のハードルが下がったことで今まで埋もれてしまったアイデアが世に出やすくなったのではないか。

ハードルが下がれば大勢の人が参画してくる。今まで表現できなくて諦めていたことができるようになったわけですから挑戦してみたくなる。私が独立した頃、世間には建築家と名乗る人が大勢いたのはそういうことがあったからなのかもしれません。(建築家がいっぱいいたからハウスコンペなんて競わせることもあったし。ただ、CADが普及して四半世紀程たった今、やはり本当に力がある人しか建築家として名乗って生き残っていないと思われます。それが現実。私も建築家なんて名乗れなかった...)

 

なにかこの流れ、ChatGPTにもきそうなのかと思ったのです。

今まで文章表現が上手くできなかった人がChatGPTを上手く使って小説を書くことに参画してくる。上手くいえないけれど、文章に対するセンスがある故、自らが表現としてアウトプットしたものに幻滅して文章を書くことを諦めていたような本当に才能ある人が、大勢のなかから出てくるかもしれません。

CADの感じでいうと、これから10年くらいは自称 小説家みたいな人が大勢増えて、20年くらい経つとそこから生き残る本当の小説家が数える程ということになるかな。

それまでにChatGPTが独自に傑作小説を書いてしまうかもしれませんが...。

 

 

 

 

 

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