Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Electric Locomotive#370

2018-01-16 | 鉄道写真


 それでは、連載第370回目は、上信電鉄デキ2をお届けします。


 大正期、ドイツのシーメンスで、3輌製造されたデキ1形。予備機を含めて3輌とのことでしょうが、後に上信での貨物輸送が廃止となり、余剰となり、結果デキ2が廃車、現在富岡市の運動公園にて保存されます(写真)。


 運動公園の駐車場の中で、スポーツをする人が興味を持つことはあまり考えられず、忘れ去られた存在となっています。



 反対側から(写真)。横のホーム状の施設から中を覗くことが出来ます。中には入れません。


 しかしこれは、戦前ドイツの電機技術を今に伝える貴重な遺産であり、再度注目される日が来ると良いと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#369

2018-01-15 | 鉄道写真


 それでは、連載第369回目は、上信電鉄へと進めていきたいと思います。


 写真は上信名物、デキ1及び3です(写真)。大正期にシーメンスに発注された、戦前ドイツ製の電機、3輌発注した内の2輌が、現存します。


 ただ、パンタグラフの昇降方式は、納得のいかない紐式であったそうです。



 別のイベント時に撮った、デキ1及び3(写真)。戦前ドイツの技術を伝える、貴重な史料です。


 上信のイベント時には目玉となる車両ですから、お見逃し無いように。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#368

2018-01-14 | 鉄道写真


 それでは、連載第368回目は、上毛電鉄ED3021をお届けします。


 上毛ED3021は、元は東急ED3021で、恐らく場内の入換用に使用されており、東急が手放すところ、上毛電鉄がそれを譲受する形となったものです。写真は入線翌年、大胡のイベントで展示されている姿です(写真)。恐らくATS関連が対応しておらず、本線走行は出来なかったようです。


 それから数年、多分今頃は、とは思っていますが、なかなか撮りに行く機会はありません。近いうちに、ということにしておきます。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#367

2018-01-13 | 鉄道写真


 それでは、連載第367回目は、伊豆箱根鉄道ED33をお届けします。


 戦時の東芝での仕掛品を元とする同形式、西武が購入し、後に伊豆箱根に2機移籍し、現在に至ります。


 最初は、場外から眺めた姿(写真)。真横で、配置がよく分かります。



 イベント時の、一枚(写真)。同形が他社にも見られました。



 昨年のイベント時の姿(写真)。運転台見学に使用されました。


 現在はATS等も装備され、重連でも、単独でも運用可能です。しかし大雄山線車両の大場入出場程度しか現在仕業が無く、今後が心配ではあります。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#366

2018-01-12 | 鉄道写真


 それでは、連載第366回目は、伊豆箱根鉄道へと話を進めていきたいと思います。


 写真は、伊豆箱根鉄道ED32(写真)。西武から移籍したこの機関車は、単弁の無い、電車のような仕上がりの電機です。



 イベント時に、近寄って(写真)。名鉄デキ600形などと共通設計なのだそうです。



 昨年秋の、イベント時の撮影(写真)。


 一時は、JRの客車牽引のために、重連総括制御を装備し、また僚機ED33共々ATSを装備しましたが、現在は大雄山線車両の入場くらいしか仕事が無く、持て余し気味なのが、ちょっと残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#365

2018-01-11 | 鉄道写真


 それでは、連載第365回目は、北陸鉄道ED301をお届けします。


 石川線の貨物需要増大に伴い、部品を寄せ集め製造された1輌、北鉄オリジナルで、終生石川線で運用された電機です。


 これも石川線鶴来で撮った一枚、除雪用スノープラウを装備した姿(写真)。貨物輸送を失い、こうなっていました。



 別の時の一枚(写真)。仕事は除雪のみで、しかし現役を維持していました。



 後に廃車となり、山陰、鳥取県の若桜鉄道隼駅にて保存されることとなりました(写真)。日没後で、光線が厳しいです。



 再度訪問しました(写真)。オロ12(元「ムーンライト高知」用の12系客車)の余剰車を従えています。



 更に、別の時に(写真)。客車は、内装工事を行っており、大改装されたようです。


 異郷の地ですが、姿を残しているのは運が良い。永く残って欲しいです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#364

2018-01-10 | 鉄道写真


 それでは、連載第364回目は、北陸鉄道ED201をお届けします。


 北陸鉄道石川線、かつては何本もの線が交差していたものの廃止が続き、現在は終点となってしまった鶴来には、1輌の旧式電車と、2輌の古い電機がありました。その電機のうち、凸型がED201です(写真)。


 年中スノープラウを装備しており、この時も両側です。



 別の機会に、撮った写真(写真)。凸型は、除雪に使いやすいようです。



 北陸鉄道鶴来のイベント時の、「綱引き」のため準備された姿(写真)。部品目当ての人達を除くと寂しかったのが、ちょっと残念。


 凸型では無いとなれば、箱形でしょう。それが次回の主役です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#363

2018-01-09 | 鉄道写真


 それでは、連載第363回目は、阪急の電機に話を進めたいと思います。


 阪急にもかつて電機があり、そのうちの1輌ED2003は、阪急正雀工場に前頭部の保存があります(写真)。


 ポール集電、鼻先1灯のライトががご愛嬌です。



 全体は、超広角で撮ると、こんな感じです(写真)。撮り直しに何年もかかりました。


 阪急も、現在の運転スピードでは、ポール集電の車両は走らせないでしょうから、現在まで残っていること自体が貴重です。


それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#362

2018-01-05 | 鉄道写真


 それでは、連載第362回目は、岳南鉄道最終回、ED501をお届けします。


 先ずは、当時現役であった電機3輌の並んだ姿(写真)。左から、ED403、ED402 ED501です。


 当初上田温泉電軌(現在の「上田電鉄」)デロ301として落成、後に名鉄に移籍、デキ501と改称、更に岳南に移籍、ED501となりましたが、番号は名鉄当時のままです。



 最初の出会いは、岳南富士岡の、庫の中で(写真)。この日は非番だったようです。



 比奈でのイベント時、雨の中展示されるED501(写真)。戦前形国産電機で、これだけの古豪でも、動態保存では無く現役なのが凄かったところです。



 恐らく岳南富士岡にて、イベント時の1枚(写真)。貨車の突放も行い、「若いもんには負けない」気概を見せたのでしょうか。



 しかし、岳南鉄道での貨物営業廃止に伴い仕業を失い、岳南富士岡の側線に並んだ姿(写真)。日本最古の現役電機も、遂に引退、車籍も抹消されたそうです。


 まだ、残っていて欲しいですが、今頃どうなっているのか。期待は持てません。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#361

2018-01-04 | 鉄道写真


 それでは、連載第361回目は、ED403をお届けします。


 ED402と同様の経緯を辿り岳南鉄道入りしたED403、赤とクリームのツートンに、荷主の製紙会社の宣伝をした塗装という出で立ちで、永く活躍しました。


 最初は、吉原の側線で待機する姿です(写真)。



 続いて、比奈での重連イベントの際の写真、ED402から切り離された姿です(写真)。とび色ではありませんが、ワム80000形の長編成も懐かしい。



 再び、吉原の側線で(写真)。待機中です。



 岳南鉄道での貨物輸送廃止とほぼ時を同じくして、同機は故障、岳南富士岡でED29 1の横に留置、ワム80000などと並びます(写真)。


 今後貨物輸送が復活するとも思われず、増して故障を修理する見込みも無く、このまま朽ち果てるのみか。茶のツートンで今後も期待されたのに、残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#360

2018-01-03 | 鉄道写真


 それでは、連載第360回目は、岳南鉄道ED40形をお届けします。


 同形は、松本電気鉄道ED40形として生を受け、後に同形2輌とも移籍したものです。


 最初は、その2輌、ED402(写真手前)と、ED403(写真後)の重連の姿です(写真)。



 それでは、ED402を取り上げます。


 最初は、吉原で待機する姿(写真)。



 続いて、先ほどのイベントで、重連が切り離された姿(写真)。



 次は、これもイベント、ワム80000形を従えた姿(写真)。



 これもイベント、岳南鉄道における貨物輸送廃止後の、稼働機ED402の姿(写真)。あまり変わりはありませんが、現在も動くのか。


 やはり、貨物輸送廃止は痛い。用途が無くなってしまいます。しかし、それが鉄道貨物の現状なのでしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#359

2018-01-02 | 鉄道写真


 それでは、連載第359回目は、岳南鉄道に話を進めていきたいと思います。


 写真は、ED29 1です(写真)。豊川鉄道デキ52形として落成、同鉄道国有化で国鉄機となり、後にED29 1と改番、廃車後岳南鉄道に譲渡され、降圧工事、後に岳南鉄道の昇圧で再度改造されたものの、平成に入り岳南富士岡の側線で休車状態となっていました。そんな頃、引退したアカガエル達と並んだ姿が見られました。



 その後に、塗装を直したようです(写真)。しかし、ほぼ動いていません。



 その後に、ED403、ワム80000と並んだ姿(写真)。


 動かないとは思いましたが、遂に除籍になったそうです。今頃、どうなっているか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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7度目の新春を仰ぎ

2018-01-01 | 鉄道写真


 あけましておめでとうございます。管理人、Seichiroです。


 平成23年春に、別館ブログとして始まった当ブログ、これで7度目の正月となりました。


 今は、2年越しの連載の終盤に差しかかっていますが、取り敢えず連載を完結させるべく、現在準備中です。今後にご期待下さい。


 それでは、次回をお楽しみに。

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