それでは、連載第374回目は、炭砿用電機をお届けします。
大牟田市の石炭関連の博物館に展示される炭砿用電機、KLOE1015(写真)。東芝製、狭い坑道用に設計された、セミオープンの電機です。恐らく三井三池炭砿で使用されたものでしょう。バッテリーロコでは無く、パンタグラフも装備します。
考えてみれば、東芝も三井系の企業、当然すぎる選択です。
しかし、この博物館は、地平なのに地下数十メートル潜るエレベーターを演出する施設は、非常にリアルです。機会があれば、行くと良いと思います。
それでは、次回をお楽しみに。