それでは、連載第131夜は、福岡市内の20系客車保存車をお届けしたいと思います。
昭和末期の九州島内の客車夜行急行には、かつての長距離急行の名残か、寝台車が連結されていました。いずれも一線を退いた20系客車で、座席車と連結できるよう電気系の改造が行われ、12系座席車等と連結されていました。その1両、ナハネフ22 1007が、当時の面影を残しつつ、保存されます(写真)。列車種別は、「急行」を表示します。
かつては夜行急行「かいもん」「日南」がゆっくり走った九州島内は、今は鹿児島まで新幹線が走る時代、隔世の感があります。もう、そういう時代は、来ないのでしょう。
それでは、次回をお楽しみに。
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