それでは、連載第85回目は、DD53をお届けします。
DD53は、DD51と同機関を使用したロータリー除雪車で、箱形の機関車に機関を2機積み、1機で除雪1機で走行、あるいは他の機関車に推され2機で除雪という切替が出来ました。
現在、1号機が横川の「碓氷峠鉄道文化むら」にて保存されます(写真)。ロータリーヘッドを装備した側の写真です。
反対側の正面(写真)。夏期はヘッドを外し、旅客等の運用も可能でした。
別の時に撮影したもの(写真)。大出力の除雪機関車でしたが、沿線への影響が大きく使用が限定され、結果無念の最期を迎えています。
なお3号機はデジカメ登場前に引退しましたが、2号機は永く現役を維持し、その写真を撮らなかったことが悔やまれます。
それでは、次回をお楽しみに。