それでは、連載第84回目は、DD51最終号機であるDD51 1805をお届けします。
邂逅は、大阪で。「おおさか東線」が放出まで開業したときに、途中駅で出くわしたものです(写真)。当時同機は吹田機関区所属で、関西圏での非電化区間貨物を受け持っていました。
その後、当時最若番であった750号機と入れ替わりで愛知機関区に転属、間もなく吹田機関区のDL運用は全廃となり、750号機は廃車となりました。
そして、愛知機関区での一枚(写真)。僚機と並んでいます。
「紀勢貨物」「鵜殿貨物」運用もありました。途中走行の図(写真)。今は、この撮影ポイントも無いのでしょう。
そして、鵜殿駅で停泊中の姿(写真)。国鉄色が、映えています。
関西本線、四日市へのコキを牽く運用(写真)。今の受け持ちは、入れ替わったでしょうか。
愛知機関区で、停泊中の姿(写真)。
別の時、これも愛知機関区で(写真)。稲沢駅ホームでの撮影のようです。
四日市貨物駅で(写真)。
再び、愛知機関区にて(写真)。
そして、南四日市行きのコキを牽く運用で(写真)。最期まで、国鉄色でした。
同機はその後、更新工事を受けず、そのまま廃車、解体されたそうです。
DD51の貨物運用は既に関西本線のみ、これも間もなく置き換えが終わることのなるのでしょう。また、旅客運用も減少、最後の砦であったようなカマまで引退となり、いよいよ最後なのだ、と感じます。記録は、お早めに。
それでは、次回をお楽しみに。