それでは、連載第333回目は、名古屋鉄道(名鉄)の機関車を取り上げたいと思います。
写真は、瀬戸市内の公園にて保存される、デキ202(写真)。主に瀬戸線貨物で使用されたようですが、瀬戸線近代化に伴うお堀電車廃止、及び600Vから1,500Vへの昇圧で、引退しました。
かつては、瀬戸地域で生産された陶器「せともの」を、堀川端の「堀川」駅まで牽き、ここから水運に載せ替え、輸出されていました。旅客専用となった現在では、想像もつかないことです。
この公園も、600V時代の電車と2両保存し、日比谷野音のような場所を目指したようですが、今ではイベントも無く、このままでいられるのでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。