3月17日(日)、大阪天満橋のドーンセンターで開催された
「ファトヒ・クデイラートさん講演会 パレスチナ―存在することは抵抗すること」
に行ってきました。パレスチナの平和を考える会の主催です。
ファトヒ・クデイラートさんは、パレスチナ西岸地区の
NGOヨルダン渓谷連帯委員会の創設メンバー。
イスラエル軍やイスラエル入植者からの、暴力やいやがらせに
非暴力・直接行動での抵抗を実践されています。
まず、はじめに清末愛砂さん(室蘭工業大学教員、パレスチナの平和を考える会)から、
ヨルダン渓谷とイスラエルの占領についてのお話がありました。
ヨルダンというと、ヨルダン王国を思い浮かべるのですが、
ここでのヨルダン渓谷は、パレスチナ側の地域で、パレスチナで
もっとも肥沃な地域だそうです。今、その豊かな土地の95%が
イスラエルの支配下にあるそうです。
ファトヒ・クデイラートさんから、イスラエルの占領政策の詳細
―パレスチナの人々が家や土地や水、安全に行き来する自由を奪われるなど、
のお話しがありました。
日本はパレスチナへ多額の支援をしているが、占領当局とのトラブルを避けるため、
本当に住民のためになるような支援をしておらず、むしろ
占領政策を持続可能にしていく結果になっている。
「パレスチナは貧乏だから、能力がないから助けてほしいと言って
いるのではない。占領を止めるためには、世界の人々の連帯が必要だ。
連帯しましょう!」と呼びかけられました。
2007年に、来日されたときは、沖縄も訪問されていて、
米軍基地問題のこともよくご存じでした。
「ジュゴンや環境を守ることは、軍事的メンタリティを拒否することだ。
沖縄の人たちと共に闘うことで、占領をやめさせることができる」
との言葉に、とてもエンパワメントされました。
この日は、当日になって、ブース出店をお願いしたのですが、
主催者の皆さんが、快くOKしてくださり、SDCCの署名集め、グッズ販売などを
させていただきました。ファヒト・クデイラートさんが、お話の中で
何度も、沖縄の基地とジュゴンに言及してくださったこともあり、
署名がたくさん集まり、ジュゴンのマスコットもたくさん売れました。
本当にありがとうございました。
パレスチナの平和を考える会さんからの呼びかけです。
どうぞ、ご協力ください。
「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーン
パレスチナ被占領地にあるイスラエル入植地の工場で不法に製造されている
家庭用炭酸水メーカー「ソーダストリーム」の日本国内での販売をストップ
させるためのキャンペーンです。
武器輸出三原則とイスラエルへの武器輸出に関する国際共同声明
国際署名キャンペーン
ZAN
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