ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

東恩納琢磨さんスピーキングツアー

2010年11月08日 | 活動報告

   PHOTO 名護市議会選挙 稲嶺市長とともに(9月)

名護市議会議員の東恩納琢磨さんのスピーキングツアーに
参加してきました。

今回、東恩納さんを招いたのは、関西各市で無防備都市宣言運動
に取り組み、現在は沖縄県議会での「県内移設反対決議」の尊重を
求める意見書採択を、各地方議会に要請している皆さんです。



11月5日(金)は、東大阪市民会館で開催され、東恩納さんの
お話を聞きました。
稲嶺市長が、辺野古を訪れ座り込みをつづけるおじい・おばあ
の話を聞いて、「海にも陸にも基地は作らせない」と強い気持ち
をもって、市長選挙に臨んだこと。



市議会選挙では、基地反対派の候補の合計票数が、稲嶺市長の
獲得票を3000票うわまわっており、「基地にたよらない地域づく
り」を求める声は広がっていると、お話されました。



SDCCからはCOP10の報告しました。
IIFBの最終声明で、「辺野古大浦湾への米軍基地建設」への憂慮が
表明され、日本政府のダブルスタンダードが国際的な批判にさらされ
ていることを説明しました。



平日夜の開催でしたが30名ほどの参加者がありました。
質疑の時間では、「稲嶺市長になって、市役所の職員もやる気を
だしている。基地と引き換えになにも考えなくても、お金が落ちて
くるのではなく、自ら市の事業を練り上げ、企画をつくって予算要
求していく。だから頭も使うしやる気もでるんです」(東恩納さん)
 名護市が大きく変わっていっていると感じました。

11月7日(日) 18:00~は、尼崎すこやかプラザ(JR立花)にて
開催されました。



「東恩納琢磨さんを囲む集い」のカラフルな題字が素敵でした。



東恩納さんは、ぜひ地方議会への「沖縄県議会決議の尊重を求める意見書」要請運動
を各地で行っていることを、記者会見などを通じて、沖縄にも伝わるように社会的に
明らかにしてほしい。まず沖縄タイムズ、琉球新報は取材に来る。沖縄基地問題を
自分の地域の民主主義の問題としてとらえて、行動している仲間が本土にいるこ
とを沖縄県民に伝えて欲しい。それが県知事選挙に向け、沖縄県民を励ますことに
なります、と話されました。

ここでもSDCCはCOP10の報告をさせていただきました。「出前で生物多様性と辺野古大浦
湾について話してくれるなら、人をあつめてみます」という方もおられました。(*^^)v

「基地ではなく保護区」「基地にたよらない地域づくり」への共感が各地で広がり、
「だから自分の地域も変えていこう! それで沖縄県民とつながろう」という運動
になってきていると思いました。

☆じゅごん

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