(沖縄タイムス4月6日) 4月15日ブログに関係記事満載です。
4月14日防衛省・環境省交渉の前段に事前説明会を持ちました。
高良鉄美参議院議員、伊波洋一参議院議員がお忙しい中、参加されました。
事前説明会から交渉までユーチューブで記録しています。ご覧ください。
まず、交渉の重点の一つ、ジュゴンの糞発見について報告します。
昨年7月久志沿岸域で発見された生物の糞が、
沖縄県によってジュゴンの糞であることが確認されました。
(沖縄県「令和4年度ジュゴン保護対策事業報告書の概要について」)
久志沿岸域は埋め立て工事を行っている辺野古沿岸域からわずか数キロ。
「ジュゴンの行方不明は工事とは無関係」「ジュゴンは発見できていない」とする
沖縄防衛局の調査の杜撰さが明らかになりました。
沖縄防衛局と環境省がジュゴンの糞の発見について知ったのは報道の直前。
環境省と沖縄県の連携が弱いのは残念です。
次に明らかになったことは、
ジュゴンなどの保全策を検討し実施すべき環境監視等委員会のメンバーが行ったことは、
イギリスの科学雑誌に「ジュゴンは絶滅した」と投稿したことだけでした。
科学的な見地を放棄して、基地建設を優先する監視等委員会の役割が
ますます明らかになってきています。
科学的見地を放棄した環境監視等委員3人に、
必死に生きている沖縄ジュゴンが抗議しているのです。
私たちは沖縄防衛局の調査方針と環境監視等委員会の助言に課題があると追及。
そして、工事の中止と環境監視等委員会で
「久志沿岸域でのジュゴンの糞の発見」について議論すること。
ジュゴンの餌場の保全と、海草藻場の移植の展望を明らかにすることなどを求めました。
環境省、沖縄県は沖縄本島では古宇利島周辺に生息していると判断しています。
古宇利島周辺には土砂作業船がひっきりなしに運行しています。
生き延びているジュゴンには危険です。
土砂作業船が出す水中音は環境影響要因であると防衛省は認めました。
しかし、調査をしていません。
ジュゴンの交信手段の水中音波を妨げることが指摘されてきています。
防衛省が調査しない理由を明らかにすべきです。
土砂作業船の夜間航行は中止すべきです。
防衛省に再質問を提出します。
ジュゴンの保護者より
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