ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

3/24 NACS-J安部真理子さんを囲んで交流会

2013年03月28日 | 活動報告

3月24日(日)、NACS-J(日本自然保護協会)の安部真理子さんに
来ていただき、SDCCの関西事務所で、学習交流会をしました。
安部さんは、サンゴの研究者で、沖縄・大浦湾、泡瀬などを守る
活動にも、積極的に取り組んでいらっしゃいます。
2012年のIUCNチェジュ会議では、SDCCのノレッジカフェでも
お話ししていただきました。


お話の内容は、下記5点でしたが、とてもわかりやすく、具体的で、
今後の活動のヒントが満載でした。

1. IUCNの定める保護区について
2. オーストラリア、グレートバリアリーフの環境保護の状況
3. 沖縄の保護区の状況と提案 自主ルールづくりについてなど
4. 2012年国際サンゴ礁学会でのヘレン・マーシュさんの発言
5. 辺野古埋立申請について

4.のヘレン・マーシュさんは、サンゴやジュゴンの世界的研究者ですが、
このサンゴ礁学会でも、今年2月のジュゴン保護署名国会議(フィリピン)でも、
発言の冒頭に沖縄ジュゴンのことを、報告されています。
そして、若い研究者に「アカデミックな側面も大事だが、政治的リーダーに
意見を聞いてもらえることも大事」というメッセージを送っています。
沖縄ジュゴンのことでも、科学者たちが声を上げ、政治家に意見を言ってほしいですね。

5.の埋め立て申請に関しては、
安部さんが、沖縄BDと共同で、
辺野古:埋め立てさせない!知事を支える!キャンペーンを企画されています
SDCCも、意見書を送ろうキャンペーン準備中です。
もうすぐアップします


しっかり勉強した後は、スタッフ手作りの料理―パエリア&スペインオムレツを
食べながら、話に花が咲きました。

名護市東海岸では、今わんさか大浦パークを中心に、
ユニークで参加したくなるイベントが、わんさか取り組まれています
基地に頼らない地域づくりが、どんどん進んでいます。
私たちも、ジュゴンが棲む魅力的な地域づくりのお手伝いをしていきたいと、
夢ふくらみ、心はずむ交流会となりました。

安部さんご自身のレポートがこちらにアップされています。
辺野古・埋め立て土砂はアセスを避ける「土砂購入」で調達。
こちらは、その前日、名古屋で行われた、あいち沖縄会議さん主催の講演会の様子です。
公有水面埋立承認願書が日本政府から沖縄県に提出され、NACS-Jは緊急コメントを発表しました。

安部さん、ありがとうございました

ZAN

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