2月20日、那覇地方裁判所で、
米軍普天間飛行場代替施設建設に伴う
「名護市辺野古環境影響評価手続きやり直し義務確認等請求訴訟」の
第1審判決がありました。
午後1時から裁判所近くの広場で集会。
県内外から120人が参加。
判決日だけあって、本土のマスコミも注目。
安次富浩原告団団長が4年間の裁判を振り返り決意を語る。
裁判所も傍聴者が多いので抽選時間を早める。
傍聴者(28人)の当選率は4人に1人。
私は今回外れたが、沖縄の仲間から傍聴券が手渡された。
感謝!!
判決主文が読み上げられ、要旨の説明に入ると
弁護士2人が退席して、広場で待つ原告団へ説明に走る。
判決要旨の読み上げに約10分。
時折。傍聴している原告らから野次とため息が漏れる。
読み上げが終わると裁判官3人はそそくさと退席。
判決の骨子は3点
1.方法書などのやり直し義務の確認の訴えを棄却する。
2.損害賠償請求を棄却する。
3.事業者は住民意見に「配意」すれば足りる。
意見を述べる個々人に法的地位を与えているとは言えない。
裁判終了後、広場で不当判決への批判の抗議集会が開かれる。
安次富浩原告団長は「何のための現地調査だったのか。怒りがとまらない」と。
三宅弁護団長、金高弁護団事務局長、東恩納原告団事務局長、
桜井国俊沖縄大学教員、真喜志好一さんらが次々と批判。
午後6時から国際通りにある八汐荘で報告会。
判決文(全文)を読みこなした上で、弁護団からの説明と議論が行われた。
三宅弁護団団長から
「門前払い判決で、裁判所は権能を放棄して行政を守る砦となった」
「環境権をつくってきたのは運動と裁判所」「負けたのは裁判所」
金高弁護団事務局長から、
「第1審判決に対する声明」をふまえて
「環境を保護するための手続きにもかかわらず、
環境の変化により実際に影響を受けるものに意見を述べる機会を与えなくとも構わない、との
誤解を与えるものであって不当である」
「予想しなかった最悪の判決だ」と述べた。
安次富原告団長から、
建設させない運動を進める中で、不当判決糾弾の闘いを進める。
控訴については原告団で協議すると、まとめた。
この不当判決について沖縄のマスコミは
「中身に踏み込まず入口ですべて終わらせた判決に日本の司法の遅れを感じる」
(琉球朝日放送2月20日)
「法の正義に背を向けた」(琉球新報社説2月21日)、
「住民参加を軽んじるな」(沖縄タイムス社説2月21日)などと報道している。
そして、同じ紙面で「安倍首相、辺野古埋め立て申請、日米会談で時期示さず」、
「政府内では年度内の3月にも申請すべきだとの意見もある(沖縄タイムス2月21日)」の記事が載っている。
埋め立て申請が何時になろうとも、
当面は防衛省の補正評価書への批判、意見書の提出を進めましょう。
そして、埋め立て申請の公告縦覧期間(3週間)に利害関係人の一人として各々が意見を提出しましょう。
また、判決日と同じ2月20日に名護市内で
稲嶺市長就任3周年激励集会が約1200人の参加で開かれました。
「選挙で頑張ったのは皆さん方だ。私にも責任があるが、皆さんにもある。
辺野古を白紙にするまでみんなで頑張ろう」と訴えました。(琉球新報2月21日)
一方、推進派は2月21日に名護市内で1000人集めて、
「辺野古推進を決議 北部振興協が促進大会」をしました。(琉球新報2月22日)
来年1月に予定されている名護市長選挙が勝負です。
共にがんばりましょう。
ジュゴンの保護者より
(追伸)
ヘリ基地反対協のホームページに判決文、声明が掲載されました。
ご覧ください。
米軍普天間飛行場代替施設建設に伴う
「名護市辺野古環境影響評価手続きやり直し義務確認等請求訴訟」の
第1審判決がありました。
午後1時から裁判所近くの広場で集会。
県内外から120人が参加。
判決日だけあって、本土のマスコミも注目。
安次富浩原告団団長が4年間の裁判を振り返り決意を語る。
裁判所も傍聴者が多いので抽選時間を早める。
傍聴者(28人)の当選率は4人に1人。
私は今回外れたが、沖縄の仲間から傍聴券が手渡された。
感謝!!
判決主文が読み上げられ、要旨の説明に入ると
弁護士2人が退席して、広場で待つ原告団へ説明に走る。
判決要旨の読み上げに約10分。
時折。傍聴している原告らから野次とため息が漏れる。
読み上げが終わると裁判官3人はそそくさと退席。
判決の骨子は3点
1.方法書などのやり直し義務の確認の訴えを棄却する。
2.損害賠償請求を棄却する。
3.事業者は住民意見に「配意」すれば足りる。
意見を述べる個々人に法的地位を与えているとは言えない。
裁判終了後、広場で不当判決への批判の抗議集会が開かれる。
安次富浩原告団長は「何のための現地調査だったのか。怒りがとまらない」と。
三宅弁護団長、金高弁護団事務局長、東恩納原告団事務局長、
桜井国俊沖縄大学教員、真喜志好一さんらが次々と批判。
午後6時から国際通りにある八汐荘で報告会。
判決文(全文)を読みこなした上で、弁護団からの説明と議論が行われた。
三宅弁護団団長から
「門前払い判決で、裁判所は権能を放棄して行政を守る砦となった」
「環境権をつくってきたのは運動と裁判所」「負けたのは裁判所」
金高弁護団事務局長から、
「第1審判決に対する声明」をふまえて
「環境を保護するための手続きにもかかわらず、
環境の変化により実際に影響を受けるものに意見を述べる機会を与えなくとも構わない、との
誤解を与えるものであって不当である」
「予想しなかった最悪の判決だ」と述べた。
安次富原告団長から、
建設させない運動を進める中で、不当判決糾弾の闘いを進める。
控訴については原告団で協議すると、まとめた。
この不当判決について沖縄のマスコミは
「中身に踏み込まず入口ですべて終わらせた判決に日本の司法の遅れを感じる」
(琉球朝日放送2月20日)
「法の正義に背を向けた」(琉球新報社説2月21日)、
「住民参加を軽んじるな」(沖縄タイムス社説2月21日)などと報道している。
そして、同じ紙面で「安倍首相、辺野古埋め立て申請、日米会談で時期示さず」、
「政府内では年度内の3月にも申請すべきだとの意見もある(沖縄タイムス2月21日)」の記事が載っている。
埋め立て申請が何時になろうとも、
当面は防衛省の補正評価書への批判、意見書の提出を進めましょう。
そして、埋め立て申請の公告縦覧期間(3週間)に利害関係人の一人として各々が意見を提出しましょう。
また、判決日と同じ2月20日に名護市内で
稲嶺市長就任3周年激励集会が約1200人の参加で開かれました。
「選挙で頑張ったのは皆さん方だ。私にも責任があるが、皆さんにもある。
辺野古を白紙にするまでみんなで頑張ろう」と訴えました。(琉球新報2月21日)
一方、推進派は2月21日に名護市内で1000人集めて、
「辺野古推進を決議 北部振興協が促進大会」をしました。(琉球新報2月22日)
来年1月に予定されている名護市長選挙が勝負です。
共にがんばりましょう。
ジュゴンの保護者より
(追伸)
ヘリ基地反対協のホームページに判決文、声明が掲載されました。
ご覧ください。