ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

「シュゴン絶滅」条約?!

2009年02月02日 | ジュゴンブログ
 政府は2月上旬、米海兵隊のグアム移転と普天間基地の辺野古移設に
関する日米合意を推進する条約を締結し、今国会で批准を図る方針である
と報道されました。

グアム移転 協定締結へ/日本の財政支出が柱(沖縄タイムス)
日本政府 グアム移転に向け条約(琉球新報)

2月中旬にクリントン国務長官が訪日し、その場で調印式をする予定とのこと。
「クリントン国務長官、初外遊は日本」(読売)

 「グリーンエコノミー」のオバマ政権は、ジュゴンが絶滅してもかまわない
のでしょうか。そして米国の裁判所が、米国防省を当事者と認定しているこ
とを知っているのでしょうか

 そして日本政府にはあきれかえってしまいます。
 高江ではすわりこみ排除のため、一時は子供も含めて裁判所に排除の
仮処分の申請をしました。
 今度は、仮に批准されれば遂行に関して「国際法上の義務を負う」という
「条約」で辺野古新基地をつくろうとする。

 地元住民の合意もとれず、平和と環境保護をもとめる内外の世論からも
批判され、アメリカの裁判所からもNGを出された計画。
 なんの見通しも正当性もない計画。だから結局最後は「権力」しかないの
でしょう。

 この貧困なる精神の輩に、ジュゴンの海を壊させるわけにはいきません。
 2月3日にはSDCCも参加する「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」
による
  「辺野古断念の請願署名提出へ2・3院内集会&報告集会」が開催されます。
 
 また、SDCCが環境委保護団体とともにあつめる、
「IUCN勧告の履行をもとめる国会請願署名」も広がっています。

 世論を動かし、国会を動かしジュゴンの海をぜひ守りたいです。

                ☆じゅごん

1/31てれれ上映会 中崎町上映スペース

2009年02月02日 | 活動報告
1月31日のてれれ上映会は「中崎町上映スペース」で行われました。
SDCCスタッフ3名と、ジュゴンアニメの制作者の計4人で
出かけました。参加者は全部で12名でした。


靴を脱いで上がりこみます。
ホットカーペットがうれしい・・・。
揚げたてのフライドポテトやトンカツなど
ごちそうが並んでいます。でも残念!
お腹いっぱい食べてきたところで、これ以上入らない。

この日は、神戸新聞社の方が来られて取材もありましたが、
取材といっても仲良く一緒におしゃべり、という感じでした。


中崎町上映スペース、というだけあって、棚にたくさんの
ビデオが並んでいます。

上映後、ひとりずつ自己紹介や意見・感想を言いました。
SDCCからは、感想のほかにSDCCの活動のことや
署名のお願いなどをしました。グッズもたくさん買って
いただきました。


靴を脱いで座ると、気持ちがほぐれるのでしょうか。
皆さん次々に色んな話をされました。

この上映スペースのオーナーさんは、お友達のフィリピンの人たちの
話をはじめられました。ビルの解体工事などの仕事は、日本人だと
日給1万円ぐらいだが、フィリピン人だと月給7万円ぐらい。
時給300円ぐらいで働かされるということ。派遣や非正規雇用の
問題は日本のことだけ考えていても解決できない、とおっしゃっていました。


玉造駅近くに、[コラボ玉造(TAMAZO)]という上映スペースを
お持ちの方は、「ここで上映会をやってください」と地図を
書いて呼びかけていらっしゃいました。
玉造では2月16日から写真展をやるし、縁があるのかなあ。

なかなか不思議なスペースでしたが、たのしく過ごさせていただきました。

ZAN