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横田の里の常連さんが綴る里のネタ特集

配当金でほっくほく♪

2016年03月31日 | 春ネタ

2月に導入されたマイナス金利の影響で銀行預金の魅力が失われるなか、株式の配当利回りに注目が集まっている。ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏がいう。

「たとえばみずほ銀行に資金を託すなら、定期預金金利が0.01%であるのに対し、持ち株会社のみずほフィナンシャルグループ株の配当利回りは4%超と400倍以上。預金よりも株を買った方がよほど有利な状況といえます」

 だからといって、ただ高配当の銘柄を選べばいいわけではない。グローバルリンクアドバイザーズ代表・戸松信博氏の指摘だ。

「配当利回り以上に株価が下がってしまえば本末転倒ですから、企業内容や株価推移も堅調なディフェンシブ性の高い銘柄を選ぶ。そうすればインカムゲイン(配当益)に加え、キャピタルゲイン(値上がり益)も狙える“お宝株”を手にできるはずです」

 まずは6%近い高配当(予想配当利回り。以下同)が見込めるインヴァスト証券。FX(外国為替証拠金取引)が柱で、取引所為替証拠金取引「くりっく365」では最大手だ。

「FX会社は為替の値動きが激しくても収益が安定的なうえ、株価も証券会社と比較して堅調に推移している」(同前)

 次いで、版画作品などの催事を定期的に開催し、ホテルやフィットネスなども手がけるアールビバン、人手不足の続く建設業界に特化して20代の若手中心の派遣に強みを持つ夢真ホールディングスも、5%を超える高配当に加え、「自己資本比率が高いなど財務内容は健全」なのが魅力だという。

 同じく5%を超えるビーピー・カストロールは、石油メジャーBPが実質的な筆頭株主で「原油安の恩恵で業績好調」と戸松氏。