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正しいヨーグルトの食べ方

2016年03月27日 | 冬ネタ

ヨーグルトといえば「甘くて美味しいから食べている」という人だけでなく、「美容や健康にいいから食べている」という人も多いでしょう。しかし食べ方を間違えてしまうと、せっかくの健康効果を得られないことに……。

そこで今回は、先日放送された『ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~』(テレビ東京系)の情報と『VenusTap』の過去記事を参考に、“ヨーグルトの効果的な食べ方”をご紹介します。

■毎日違う銘柄を食べるのはNG。最低でも1週間~1ヶ月は同じものを!

スーパーやコンビニなどに行けば、ヨーグルトが置かれているコーナーにはたくさんの銘柄が並んでいます。その銘柄の数は、なんと数百種類ともいわれています。

しかし、「昨日はコレだったから、今日はコレ!」など、毎日違う銘柄を食べていませんか? アジア乳酸菌学会連合会長を務める齋藤忠夫教授によると、「同じ銘柄を少なくとも“1週間”は食べつづけて見極める必要がある。こうしないと乳酸菌が力を発揮しない」と言います。

「そっか。じゃあ、ひとつのものを永遠に食べ続ければいいのか」と思ってしまいますが、実はこれもNG。「同じ商品ばかりはNG!腸の名医が伝授“ヨーグルトの食べ方”新常識」でもお伝えしましたが、ヨーグルトは銘柄によってその菌もひとつずつ違います。

ヨーグルトに含まれる菌は、自分たちの住処が安定してくると“サボりだす”という難点があるため、ヨーグルトの銘柄を1ヶ月ごとに変えて、こまめに腸内の菌を新しいものに入れ替える必要もあります。

この上記2点の観点からヨーグルトは最低1週間~1ヶ月は同じものを食べてから、別の銘柄にチェンジするのがいいでしょう。

■全部が同じではない! 乳酸菌によって働きはさまざま

ヨーグルトであれば効果はすべて一緒だと思いがちですが、「一口に“乳酸菌”といってもその働きは異なる」のだそう。以下がその一例です。

(1)R-1乳酸菌

BK細胞(免疫細胞)を活性化する力があるため、風邪やインフルエンザの予防が期待できます。

(2)LG21乳酸菌

胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌を排除する力があります。

(3)PA-3乳酸菌

ビールなどに含まれる痛風の原因となるプリン体を分解・吸収し、尿酸値を抑える力があります。

小さなお子さんのおやつにヨーグルトをあげるときはR-1乳酸菌を、旦那さんやお父さんにはPA-3乳酸菌を、というように食べる人によって種類を選ぶようにすると、よりヨーグルトの栄養を効果的に摂ることができます。

いかがでしたか? 正しいヨーグルトの食べ方を実践して、美味しく食べるだけでなく、栄養もしっかり摂って美容や健康に磨きをかけていきましょう。