スマホで音楽が聴けるようになった現在、音楽はさまざまなシーンで私たちの心を癒してくれます。電車のなか、カフェのなか、家のなかなど、人によって音楽を聞く場所も異なるでしょう。今回、おすすめするのは入眠前にベッドで聴く音楽です。
入眠前に聞く音楽で一番人気はクラシック
みなさんは眠る前に必ず聞く曲はありますか? J-POP、K-POP、ロック、ヒップホップ、ヘビメタと音楽にはさまざまなジャンルがあるので、自分の好みの音楽を聞いてから眠るという方も多いのではないでしょうか。 ある調査によると、入眠前に聞く音楽は7割弱の方が「クラシック」と答えたそうです。つまり、音楽を聞いてから眠る習慣をもつ人の大半はクラシック音楽を聞いているということ。 みなさんも「クラシックを聞くとなんとなく眠くなる」という経験をしたことがあるのではないでしょうか? 実はこれ、科学的にも解明されているそうです。
睡眠前の音楽で健康的な眠りを!
大学の研究によると、クラシック音楽はリラックス時に出るα波がもっとも誘発されるという結果が出たそうです。クラシックを聞いて、つい眠くなってしまうのは自然なことなのですね。 不眠ぎみの人は寝床に入ってから、クラシックを聞く習慣をつけると眠りやすくなるかもしれません。ただ、入眠前に音楽を聞くのには注意点もあります。 それは眠るときには必ず音楽を消すことです。音楽をつけたまま寝てしまったこと、ありませんか? これは睡眠中の脳に刺激を与える行為のため、睡眠の質を下げることにつながりかねません。 音楽をつけたまま寝てしまわないために、「音楽は30分だけ流す」「タイマーをセットする」などの工夫をするように心がけましょう。
バイノーラル・ビートを知ってますか?
最後に紹介するのは、クラシックとは違った入眠におすすめの音楽です。みなさんは「バイノーラル・ビート」というものをご存知ですか? バイノーラル・ビートとは左右の耳から異なる周波数の音を聞くことで生じるうなり音を指します。そして、このバイノーラル・ビートにはリラックス効果があることがわかっているそうです。 現在は健康療法などにも取り入れられていて、You Tubeにもたくさんのバイノーラル・ビートの曲がアップされています。
睡眠はただの日常習慣ではなく、活力を得るための大事なものです。「最近、よく眠れない」という人は試してみてはいかがでしょうか?