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食事法・MEC(メック)食が話題に♪

2016年04月23日 | 気になるネタ

肉(Meat)、卵(Egg)、チーズ(Cheese)を中心とした食事をとることで、健康的に痩せることができる食事法・MEC(メック)食が話題になっている。この方法を生み出した、こくらクリニック院長・渡辺信幸氏に話を伺った。

 MEC食とは何か。

 「肉、卵、チーズをたっぷり食べて、1口30回噛むという、たった2つだけのルールの食事法です」

 ──なぜこの3つの食材なのでしょうか。

 「肉、卵、チーズで、身体の細胞をつくるのに必要な栄養素はほぼ満たされるんです。肉は牛、豚、鶏、ソーセージ、ハム、なんでも大丈夫です。チーズも好きなものでかまいません」

 ──どれくらいの量を食べるといいですか?

 「1日の目安は、肉200グラム、卵3個、チーズ120グラムです。タンパク質は1日75~100グラムとるのが大切で、これらの量でタンパク質が100グラムくらいになります。量は増やしても大丈夫ですが、30回、よく噛むことが大切」

 ──カロリーが気になりますが。

 「カロリーと体重は関係ありません。タンパク質をとることで代謝が上がるので、それによって脂肪燃焼もしやすくなります」

 ──太る原因は早食いと糖質(炭水化物)だった?

 「砂糖のほか、ごはん、パン、めんなどの炭水化物に多く含まれる糖質は、体脂肪としてためこまれるので太ります。また太っている人は、早食いで食べ過ぎてしまう人が多い。食べ始めて20分くらいたたないと、満腹中枢が働きません。どか食いを防ぐためにも間食をして、おなかを空かせないことも大切です。今回の本では、作りおきができる料理のレシピを紹介しているので、小腹が空いたら、これらをつまむといいでしょう」

 ──肉ばかり食べて、コレステロール値は大丈夫?

 「厚生労働省の2015年版日本人の食事摂取基準では、コレステロール基準が廃止されました。また動脈硬化学会も食事で体内のコレステロール値は変わらないと発表しています」

 ──MEC食体験者からは、「効果があった」という声が続々。

 「『昨年12月から始めて、4キロ痩せた』『アレルギーが出なくなった』という声をいただいています。働き盛りの忙しい男性は、脂身たっぷりのステーキをしっかり食べてくださいね」


【豚テキ】

 ・材料:豚ロース厚切り肉 2枚、塩、胡椒 少々、ラード 小さじ1、にんにく 1かけ分、タレ(醤油小さじ1と1/2、酒 大さじ1)

 ・作り方:1.豚肉の筋に切れ目を入れ、6等分に切って、塩、胡椒をふる。2.フライパンにラード、にんにくを入れ、弱火にかけ、にんにくが色づいたら取り出す。3.2のフライパンに豚肉を入れ、弱めの中火でフタをして焼く。焼き色が付いたら裏返し、ペーパータオルで出てきた脂をふきとりながら5分ほど焼く。4.タレを加え、味を見て甘さが欲しければ甘味料を加えて、全体にまぜて煮からめる。       

 【くんせい卵】

 ・材料:卵 6個、ざらめ 大さじ3、紅茶葉 大さじ3

 ・作り方:1.卵を熱湯に入れて10分茹で、殻をむく。2.深めのフライパンにアルミホイルを敷き、ざらめと茶葉を入れ、網をのせる。ゆで卵を並べ、強火で加熱する。3.煙が出始めたらふたをし、弱めの中火で8分加熱して火を止める。煙がおさまるまでそのままおいて冷ます。

 ■「まとめて作って肉食やせ!-肉・卵・チーズを食べるMEC食の常備菜レシピ115」(主婦の友社・1200円+税)

 1日の食事の中心を肉、卵、チーズにするMEC食のレシピ本「肉食やせ!」の第2弾。今回のテーマは常備菜。低糖質で日持ちするメニューを集めた。各レシピには、糖質量と作りおき保存目安、栄養レーダーグラフが付いているので、1日に必要な栄養素がどれくらいとれるかもわかりやすい。

 ■渡辺信幸(わたなべ・のぶゆき) 沖縄県那覇市・こくらクリニック院長。1963年愛知県生まれ。伊良部島や宮古島などの離島医療に従事し、予防医療に注目。以来、生活習慣病外来を運営して、4000人以上の患者をダイエットに成功させた。



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