望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

春中に生きる 山菜イタドリ

2021-03-20 14:09:46 | ささやき

 春の山菜シーズン 打ち鳴った

土の中から10センチ未満
顔出したイタドリ
出始めイタドリ美味さ 何回も巡った春 
生まれて味わう自然
感謝というものが身体を
貫いた

令和三年春を一人でなく誰かと過ごせる
一人ぼっちでないこと
それは文学 現代詩の賞を冠せず 詩人という勲章をつかめなくても 
平凡で誰か家族と分かち合うことはできる

大勢の観客 読者 スポットライトを浴びなきゃ
浴びてる人も立派だ
それは支持 応援してくれる名もなき民衆があってこそ
誰一人の観客もなく応援なく 黙々と山んなかを歩む寡黙のメダリストもいるのだ
負け惜しみ負け組でも
ある意味勝者である
 
 私は私一人を認知してくれる掛け替えのない人の詩人でありたい