望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

雀の冬景色

2013-02-09 21:23:22 | ささやき
〔小松島市 日乃峯の冬色〕

小鳥いろいろ ショウビタキ ハクセキレイ ホオジロ ひわ メジロ ヤマガラ

その辺り里山で生き 人を好きな小鳥はかわいい

ずぶとくしたたかな雀 いつの間にか人から遠ざかり 山の静寂へ向かったか

風の便りは言う 「一茶はここに在らず 不確かな人間性を憂いて普遍の静寂に帰る雀」

朝早く目覚めると 『チュンチュン』冴えずっていた雀を最近 とんと見かけなくなった

今迄そこに存在していた物 いつの間にか消失…喪失感

人間だろうと雀だろうと 何かに支えられて生きている 生きて行ける

地球の歴史 この先 幾年の未来 愛の偽善者たる人類史は続いているのか
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