望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

198x年太陽光2015夏ホウネンエビ

2015-05-28 18:19:19 | ささやき

(今年も出た我が水田のホウネンエビ)

 本年も我が水田に沢山のホウネンエビ出現した ありがたや 

ホウネンエビ 水きれいだから生まれてくれた

ホウネンエビ 健康な土に卵をやどして生き延びるのだ




          「希望とホウネンエビの星」

 夜光中の光る海
清流に舞うホタルの舞い
自ら発光する能力 無公害の光で無害社会でその命を生きる

人は自ら光ることなくその生きる社会で電気をえて光を灯さねばならない
未曾有の震災 原子力壊滅 人は故郷をおわれ ホウネンエビは汚染の大地にとじ込まれたまま

「198x年香川県仁王町 太陽光博覧会
ソーラー発電システム
太陽に羽をひろげたソーラーパネル光発電 
その後 チェルノブイリ 27年の月日 未曾有の大震災 原子力発電の大事故
人々は故郷をおわれ土地は汚染された」
(  多大の犠牲をえて今 仁王太陽光博覧会の意義 その意味が問われる)
原子力の光はよい光を灯し人間を貫き串刺しても まだ灯していくのか

犠牲の上に犠牲を重ねても媚びることない
人間史  

2015年夏 日本の水田 生きられる場所にホウネンエビは生きてる

 いつの日にか汚染大地にホウネンエビは必ずや泳がん 

夏をさがして大神子海岸

2015-05-16 21:56:17 | ささやき

(徳島市 大神子海岸)

 夏の気配をさがして徳島市大神子海岸へ行ってみた 台風が行き過ぎて しばらくは五月らしい爽やかな快晴が続くと思いきや 予想にはんして雨雲たちこめ空をおおってしまった

今年も天候不順な夏になるのだろうか
ギンギラと太陽の光降り注ぐ 夏らしい夏を期待してやまない

              
                  「 夏 男と女」
若葉 新緑 誠心な耀き 
海 水面の光反射 宝石のキラメキのような夏

サマービーチ 人それぞれの夏
ときめきのロマンスは甘い香り
結実から長い道のりへ

互いに発散するカメムシ臭気に幻滅することなく
男と女 臭気を消し愛 もろさを確かめ愛
 
夏の夜空に大輪の愛が咲く

ひとり遊び犬の夏

2015-05-12 15:58:42 | ささやき

(徳島県海陽町の母川上流地域  叙情風景)

「 ひとり遊び犬」との再開の為 海陽町母川上流地区を訪ねた

「ひとり遊ぶ犬」との出会いは今から3年前 何気なく訪れた海陽町櫛川にて
海陽町櫛川 母川の上流部 のどかな田園と里山  叙情的景観
これぞ昭和初期の農村原風景 心ゆさぶり語りかけてくる

母川にかかる橋を渡ると眼前には田んぼが広々と開け 田んぼの真ん中を里山まで続く野道が貫いている 野道を辿ると石ころを器用に転がしひとり遊びする犬を見つけた、
その犬は繋がれていない飼い犬らしく とても人なっこく 櫛川の平和な農村風景のようなおおらかな犬だった

何度 訪ねても櫛川は郷愁をかりたてる叙情的景観を湛えている 今回はひとり遊び犬には会えないまま~~
          
            
              「ひとり遊び犬の詩」

 緑風にのって麦わら帽子は舞い上がった 
綿毛雲ふんわりと青空に浮かんだ麦わら帽子の飛行船

里山と青空の出会う夏のキラメキへ流れて行く
ひとりで寂しくて泣いている誰かの居場所を訪ねて流れて行く

「センチメンタルな自分を作り出して心地よい居場所にいてはいけない」と麦わら帽子の旅人も言葉を残して夏へ向かう

ひとり遊び犬に悲しい淋しいとか
悩んだり考える昼間 夜もない
生きるために休む暇なく駆けて行かねばならない
ひとり遊び犬 石ころを転がしながら田んぼ道 夕日に追いつこうと駆けて行く

ひとり泣き虫の誰か 人間ゆえに人間同士の争い絶望の淵でも
里山と青空の溶け合う先まで人間だから歩いていかねばならない