徳島県那賀町相生アゲ田に秋はいく
「秋すぎし柿むかん」
ポツポツと柿は柿色
柿はいまだなれど浮き世のまばら
金木犀は大木となり空へかほる
秋は浮き世を過ぎて柿剥かず
浮き世の昔に柿は剥かれて軒のした
浮き世の悲哀は浮き世を貫かん
秋はもはや行き過ぎて柿くわん
うつりゆく浮き世は大道はずしても
自然の大道に揺らぎなし
「秋すぎし柿むかん」
ポツポツと柿は柿色
柿はいまだなれど浮き世のまばら
金木犀は大木となり空へかほる
秋は浮き世を過ぎて柿剥かず
浮き世の昔に柿は剥かれて軒のした
浮き世の悲哀は浮き世を貫かん
秋はもはや行き過ぎて柿くわん
うつりゆく浮き世は大道はずしても
自然の大道に揺らぎなし