望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

寂しさの果てへ 寒ヶ瀬

2014-09-10 16:43:33 | ぐうたら
(徳島県海陽町 寒ヶ瀬)

海部川の奥地 寒カ瀬 山肌にへばりつくように数件の民家 荒れ果てた棚田 実りの秋に相応しくない寂しい景観の棚田 



     「寂しさの果てに寒ヶ瀬」

 寒い寂しさに赤い花咲き 寂しい寒さを嘆くように赤い花 ひときわ寂しく村を見渡して秋に萌えている

ひっそりとある民家 静かすぎる気配は果てしない 「 光よ射し込め 山奥深く埋もれようとする村に百年先に届く希望の明かりを照らせよ」

緑なす山 谷間にやどる大いなる歓喜の力よ
清水のほとばしり はじけて光り輝く愛の光 子供 子供らの喚声  寒ヶ瀬に呼びおこしたまえ