海陽町野江 忘却の船
船は自分丸
冬は枯草の荒波
春より雑草の海原
海まで数キロの陸地
此処に船はいる
置き去りの船なのか
新たな航路へ船出できるのか
会話で真実はさぐれない
腹を読むのに疲れた
何も語らない陸の船に
自分の心を探しつづける
自分丸は言葉なき対話の岸壁
春の海原は一面のレンゲ
俺は春と酒の宴
僕はあの日 一面レンゲ畑の夢のなか
ワシと言う今
ワシを誇りながら
置き去りの船
自分丸は春の海へ
新たな春に出航してやまない
船は自分丸
冬は枯草の荒波
春より雑草の海原
海まで数キロの陸地
此処に船はいる
置き去りの船なのか
新たな航路へ船出できるのか
会話で真実はさぐれない
腹を読むのに疲れた
何も語らない陸の船に
自分の心を探しつづける
自分丸は言葉なき対話の岸壁
春の海原は一面のレンゲ
俺は春と酒の宴
僕はあの日 一面レンゲ畑の夢のなか
ワシと言う今
ワシを誇りながら
置き去りの船
自分丸は春の海へ
新たな春に出航してやまない