母が亡くなりました。
96歳でした。
母は、お腹に爆弾を抱えていたためお医者様に
「急に亡くなることもあります」と言い渡されていたので
私たちは覚悟を決めていました。
お医者様の言われた通りその時は急にやってきました。
夕飯を済ませ車いすでベッドに戻る途中で意識を失い、
そのまま帰らぬ人となりました。
父は70歳で亡くなりました。
その時は悲しくて涙がたくさん出ました。
96歳の母が亡くなった時、電話を受けたときは悲しかったけれど
今は寂しい気持ちでいっぱいです。
無条件に応援してくれる人がいなくなってしまいました。
私に娘が生まれお母さんになったとき、母は大変喜んでくれました。
30年後、娘に赤ちゃんができたとき母に報告すると
孫がお母さんになるというより
私がおばあちゃんになる喜びを手にできたことを
何よりも喜んでくれました。
96歳まで頑張って「今も幸せ」と言っていた母。
大変なこともたくさんありましたが、いい人生だったと思います。