“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

名護市議選 辺野古反対が勝利 与党過半数

2014年09月08日 06時41分32秒 | 臼蔵の呟き

民主主義とは何かが問われる選挙であったと思います。今年の前半に行われた市長選挙時は、稲嶺市長の対立候補陣営はものすごい金権選挙を行ったと言われています。その中で、普天間基地移設反対の市長の当選、今回は反対の公約を掲げた市議会議員が過半数当選したことは画期的なここと思います。安倍、自民党政権の移設工事の不当性が再び証明されたものです。

もう一つは投票率の高さです。70%を超える有権者の投票率は国政選挙では考えられないことです。それだけ、関心が高い選挙であること。また、選挙民である市民の切実な政治課題を、市民が自らの手、自らの意思を反映させなければならないと考えていることの証明でもあります。民主主義とは何か、国民が主権者とは何かを現実の政治で証明する点でもすばらしい快挙です。

安倍、自民党政権がシーレーン防衛でスリランカ訪問をしていますが、とんまな首相、政権に痛打を浴びせた点で万歳三唱ですね。

<琉球新報報道>名護市議選 辺野古反対が勝利 与党過半数

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設への賛否を焦点に全国的な注目を集めた名護市議選(定数27)は7日投開票され、移設に強く反対する稲嶺進市長を支える与党が14議席を獲得し、11議席の野党を抑えて多数を維持した。移設反対の公明は2議席獲得した。移設反対派の勝利により、地元の反対を無視する形で移設作業を強行している政府に対する批判や、辺野古埋め立てを承認した仲井真弘多知事への反発がさらに強まりそうだ。
 名護市の選挙では稲嶺進市長が初当選した2010年1月の市長選を含めてこれまで計4回の市長選と市議選で、移設反対の民意が示されたことになる。

 市議選は11月16日の県知事選の前哨戦とも位置付けられた。知事選出馬を表明している現職の仲井真知事が、移設を容認する野党候補を激励する一方、移設に反対する翁長雄志那覇市長は、市内の街頭演説で与党を応援していた。与党が過半数を維持した市議選結果は、知事選にも影響しそうだ。

 改選前の議席数は与党15、野党10、移設問題以外は市長に是々非々の立場を取る公明が2人だった。市議選には35人が立候補し、稲嶺市長の後援会は与党候補16人を積極的に支援した。自民党は野党候補15人を企業の組織票などでてこ入れし、双方が熾烈(しれつ)な選挙戦を繰り広げた。

 新人は与党2人、野党3人の計5人が当選した。
 当日有権者数は4万6219人で、投票者数は3万2539人。投票率は70・40%で前回(72・07%)を1.67ポイント下回った。期日前投票は有権者の27.36%に当たる1万2647人(前回比2046人増)だった。

◇政府に訴える
 稲嶺進名護市長の話 16人全員の当選を目指して頑張ってきたので、かなわなかったのは残念。ただ過半数は得ており(基地問題では)公明党さんの協力がいただけるのではないか。議席を減らしてしまったのは残念だ。(辺野古の新基地について)日本政府に対して信念を持って訴えていきたい。知事選に向けても強力に訴えていきたい。


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