“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

J選手ら50人復興支援 12月、仙台で慈善試合

2012年10月31日 08時00分00秒 | 臼蔵の呟き


震災復旧・復興が進まない中でのうれしい取り組みです。災害が起きた11年はボランテアも多く、震災、津波被害に関する報道もあり、関心が高くありました。しかし、1年7ヶ月が経ち、仮設住宅に住む避難者が、自らの住宅、公的設備に移る展望は立っていません。また、地元企業の再建、再生も進んでいません。漁業、農業生産を再開することが前提条件としてあり、それらの一次産業が再生するためには漁港の整備、漁船の購入、塩害除去が必要です。これらの取り組みには資金、時間が必要であり、徐々にしかすすみません。
そのよう中で、このように被災者を「忘れない」「支援している」「元気を出そう」との呼びかけ、活動は再建に立ち向かう人々を勇気付ける意欲、感情を奮い立たせる効果があります。基本的には政治が、震災復旧、復興計画を立案し、資金手当て、生活支援を行い、政策的に進めることしか道はありません。同時に、このような活動が定期的、随時おこなわれることで復旧、復興が進んでゆくのだと思います。協会、選手会、選手などの気持ちには本当に頭が下がります。
<J選手ら50人復興支援 12月、仙台で慈善試合>
 日本プロサッカー選手会は29日、東日本大震災からの復興支援として、欧州リーグやJリーグの選手が出場する「チャリティーサッカー2012」を12月26日、ユアスタ仙台で開催すると発表した。
 日本サッカー協会とJリーグが主催し、選手会と仙台市が共催する。昨年に続き2度目で、約50選手が参加する。
 選手会によると、シーズン中のイングランド・プレミアリーグ、ベルギーリーグの選手は出場できないが、その他の欧州リーグに所属する日本人選手は参加の意向を示しているという。国内は地元の仙台をはじめ、J1、J2全チームから選手が集まる予定。試合翌日の12月27日には、選手らが岩手、宮城、福島の被災地を訪問する。
 チケットの一般販売は11月10日からで、コンビニエンスストアやJ1仙台のオフィシャルショップなどで扱う。運営費を除いた収益は東北サッカー未来募金に寄付される。
 仙台の渡辺広大選手会長は「全国のJリーガーが復興支援を手伝いたいと言ってくれている。協力して被災地の人々を励まし、復興の機運を盛り上げたい」と話した。
 選手会は、被災地のグラウンド整備などの復興支援活動に充てるため、募金活動にも取り組む。
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