オカブはもともとそんなに本を読まない。
昔は書店に行くのが趣味だったし、本を買い集めるのが趣味だった。
しかし買った本は殆どが「ツンドク」であった。
今は、眼が悪くなって活字が読めなくなったのと、今、出回っている殆どの本が売らんがための「トンデモ本」なのが分かっているので、まあ本は全く買わないと言っていい。
昔買った、英独仏の原書や、古典文学大系など、手元に読むべき本はたくさんあるのだが、それを手に取って読む気力と体力がない。
そんな中で松本清張の歴史ものだけは座右の書として読んでいる。
松本清張の作品も玉石混交で、推理小説など、随分粗いものもあるが、歴史ものだけは、精緻に資料を集め取材を重ねて書いている。
台風がいよいよ近づいてきて、家が揺れるような激しさだ。
はて、どうなることやら?
怨念が雨風となせり世阿弥の忌 素閑
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