会社に勤めていた頃は、ずっと企画・広報宣伝の仕事をやってきた。
今流にいうと、「マーコム」というやつである。
今時、男でこの仕事をやる人間は少ない。
ちょっと気の利いた短大出の位の女の子の方が向いている場合もある。
ただ、この仕事をしていて、余りにも企画の立て方を知らない連中が多いのには驚く。
企画作成の基本は、組織の大目標を抑えることだ。
会社なら、利益を極大化しよう、とか売り上げを倍増しようとか、組織を拡大しようとか、あるいは上場しようとか、組織の大目標があるはずだ。
その目標から、次第に具体的な下位の目標にブレークダウンしていって、適当なところで掴み取って、当該の企画の位置づけと具体的内容を練ればいいのである。
大目標を外した企画は形式的にどんなに優れていても、決して通らない(トップがボンクラだったら別)
こんなことをして現役時代を過ごしてきた。
古老より魔の淵聞けり夏の海 素閑
夏の海瑠璃群青の果てなきを 素閑
夏の海松方かけて砕け散り 素閑
夏の海日の中天に青く照り 素閑
消えた恋ビーチの白砂夏の海 素閑
波白く岬の磯の夏の海 素閑
白電灯田舎芝居に夏の海 素閑
夏の海岬を廻りて白き船 素閑
板張りの家の続くや夏の海 素閑
大島や雲にかくれむ夏の海 素閑
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