昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

2018-07-19 22:55:33 | 俳句

俳句も自分としては、どうも不味い。
一線から抜け切れていないのだ。
無駄な設定や語句が多いし、どうしても物語調になってしまう。
一日、最低八句作ることを目標にしているが、なんとかの出来だ、と自分でも思えるのは、せいぜい二百句に一句ぐらいだ。
どうしても、自分の作風も作れないし、作風以前に、作句の方向性も定まっていない。
これからも精進するしかないか?


朗唱の一節鱧の館かな   素閑


白き鱧一条大路の夕風や   素閑

掛け行灯鱧に誘われ賀茂のふち   素閑

みたまもと鱧のおもてのすがし灯や   素閑

妓楼にも鱧が問うてうほんの恋   素閑

盛塩に牛車のめぐる今日の鱧   素閑

問へば問へおのがさだめのの鱧の縁   素閑

落日や鱧の踊りの輪の上に   素閑


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