昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

2018-07-18 23:09:14 | 俳句

真夏の休日は家の中ではパンツ一丁である。
これはオカブ家のような女主体の所帯では甚だ肩身が狭い。
さすがに娘の前ではステテコを履く。
しかし、それさえも暑く感じ、損をした気分になる。
育ちが悪いとこんなところも横着になる。

鬼さへもかなわず逃げる大裸   素閑

所在なく裸の背中を掻き掻きぬ   素閑

井を汲みぬ裸の身に触るつる草や   素閑

裸だうし盃交わし笑ひ合ひ   素閑

建設夫胸の裸の太きかな   素閑

置き去りのうみほうずきの裸かな   素閑

縁側に裸座りて路地裏や   素閑

夕顔の縁台将棋裸かな   素閑

寝静まり裸の子らの身の三つ   素閑



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