そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

子猫たちの譲渡で思うこと

2024-05-28 18:34:36 | 会からのお知らせ
今年度、春から会にたどり着いたおちびさんたちの数は
すでに50匹を超えています。

もちろん、分かっていたことなのでひるんでいるわけにはいきません。

新しいお家で家猫としての生活をスタートさせている子たちも
徐々に増えてきました。

ホームページに掲載するには、
どうしてもある程度の大きさになってからです。
それでも未ワクチンの子をお譲りするとなれば
在宅時間(車に乗れて、体調をしっかりと確認できる大人の方)の
確認が必須となります。

何かあったとき、明日でいいやにしないフットワークや
小さいうちはより速い対応(受診)が求められるところです。

週齢によって、もしくは小さいころからの健康状態によって
お話しさせてもらった上での譲渡となります。
つまり個体差がありますので、無理は禁物です。

それから、本当に最初のうちだけなのですが
スタッフさんとこまめなやり取りをお願いしています。
こまめと言ってももちろん一日2回ぐらいですが
体調や食事のこと、おうちでの様子などをお知らせいただいています。
新しい場所にすんなりと馴染めていってるかを確認させていただいています。
もちろんできる限りのアドバイスもしています。

この少しの間のやり取りをきちんとできない方への譲渡は
お断りしないといけません。
その後は、ワクチンの接種時、手術完了のお知らせです。

ここまでは、譲ったわたしたちも
きちんと把握する義務があると考えています。

中にはうっとうしいと考える方もいらっしゃるかと思うのです。
でも最初にお約束ごととして掲げた部分に賛同していただけないと
こちらも手塩にかけて育てた子猫たちの里親さんとして
譲ってもいいという気持ちにはなれません。

いろんな方がいらっしゃいますが、何が正しいとか正しくないかではなく
会が決めた約束事を守れる方で譲渡をしたいと思います。

もし合わないとか、考え方が違うのなら
それは個人の自由なので、
別の方法で縁を見つけてくださればいいと思っています。

それから、小さなお子様がいらっしゃるお宅は
予めアレルギー検査をお願いしたいと思います。
子猫のトライアルは、
アレルギーが出るかどうかを試すためのものではありません。
ある程度そのお宅になじんできて、アレルギーのせいで
中止を選択したことが何度もあります。
そのときのお子さんたちの悲しい表情や涙のお別れ
そして、せっかく小さな身体でがんばったのに途中で環境を
また変わらなければならない子猫たちの負担。
そういう事態をできる限り回避したいと思ってのことです。

たくさんの子猫たちを、佳き縁で結びたいと願っています。
焦っているわけでも、無理強いするつもりもまったくありません。

待てば海路の日和あり

急がば回れ

ひとつひとつ丁寧に考えていきたいと思います。


あ、でもちなみに相も変わらず・・・・。
ミルクの寄付を募っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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