そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

夢ちゃんと名付けた女の子

2015-10-04 07:11:08 | 天に還った猫たち犬たち
10月1日、あたらしい月に変わり心機一転・・・のはずでした
秋の風も心地よくて、これから猫と暮らすには最適の時期が来た~なんて
うきうきしていたのです


センターから体調の良くない子猫を譲り受けて帰りました
ご飯も自力で食べられなくなっていたのです




口を開いて声を出そうとしていました
力を振り絞って尻尾を振っていました
可愛らしい顔立ち、澄んだ瞳が何かをうったえていたように感じました


補液して、体を温めてみたのですが、もはや手の施しようもなく
わたしに抱かれたまま天に召されていきました


何もできなかった悔しさ
自分の無力さに泣けてきましたが
泣きたかったのはこの子の方だったのではないかと思います


夢ちゃんと名づけました
ほんの数時間だけ、猫と暮らす会の子でしたが
誰かの猫で逝かせてあげられたことだけでも、ひとつの救いになったかもしれません


・・・というか
そう考えて救われたのは自分の方ですね


身体をきれいにしていて、お腹にかなりのうっ血があるのがわかりました



どこかでぶったのか、蹴られたりしたのか
これのせいで食欲が出なかったのかもしれません


捨てられた猫の末路など、捨てた人間にはわからないことでしょう
もしあっちへ行けと蹴った人間がいたのなら、こうなることなど予測もしなければ
どうでもいいことでしょう


具合の悪い子猫がいたなら、何とかしたいと思うなら
病院へ行ってください
専門家に診せれば、そこから復活できるかもしれません


やたらお金のことを言う方がいますが・・・
金は天下の回り物です
自分ががんばれば稼ぐことはできるし、節約すれば貯めることもできます


そのときがんばらないと死んでしまったりする子がいるなら、ぜひともがんばってほしいと思うのです


いろんな理不尽さに、どうやって自分を抑えたらいいのか
感情的になりましたが、同志の言葉が心に浸みて、本来の自分を取り戻せました


怒りや悲しみに身をまかせて、夢ちゃんを見送ってはいけないと思うことができました


翌日は秋晴れでした



元気に飛んだり跳ねたり
子猫の夢ちゃんが天に還っていくにはもってこいだな~って思いました



本当なら1キロ近くあってもいいと思われますが
夢ちゃんはわずか445グラム
痩せ細った体になってしまいましたが、
がんばって生きようとしたことを覚えていてあげたいと思います


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