昨日の譲渡会に、9年ぶりぐらいでしょうか。
なつかしいお客様が来場してくれました。
猫と暮らす会の預かりスタッフさんをしていた方です。
事情があって浜松市を離れて、今は群馬県の前橋市で暮らしています。
浜松にいる娘さんを迎えに来られて、その足で
縁のあった方たちにご挨拶に回っているとのことでした。
たぶん、浜松に来ることももう無いかもしれないからと
会いに来てくれました。
鞄の中からかわいらしくまとめた猫のアルバムを取り出して
見せてくれました。
この子があのときの子で、こっちはあのとき助けた子で・・・。
当時のエピソードをたくさんお話してくれましたが
ああ、そうだったね、あの子がこんなに大きくなったんだねとか
あのとき大変だったねとか
懐かしい記憶がよみがえります。
長い間、思い起こすこともなかったモノトーンの思い出たちに、
鮮やかな色がつけられていくようでした。
それじゃ、またね
元気でいてねと見送りました。
猫と暮らす会の歴史の中には、多くの登場人物がいて
そのひとりひとりのみなさんの力が集まって
小さな小さな命が、繋がって来たことを再確認しました。
会いたかったですと尋ねてくれて、嬉しかったです。
彼女の中で、大事な活動だったこともわかり
佳き縁に感謝したいと思いました。