無事に見つかりましたが、行方不明のブーちゃんの捜査中
なんと夜遅くに子猫の鳴き声がしました。
5月24日のことです。
ブーちゃん探してる最中ですが、もちろんほっておくことなんてできません。
鳴き声のする方にする方に、いろいろ歩き回りました。
鳴き声アプリに反応して大きな声で鳴いています。
しばらく歩き回って、かなり深い茂みの奥だと特定。
捕獲器を取りに戻り、近所のお宅にも捕獲器を置かせてもらうために
お話をさせてもらったり・・・。
どうか子猫が入ってくれますようにと祈りながら
いったん帰宅しました。
わが家にも体調不良の子猫たちがいて、お薬や食事を待っています。
すべてをひととおりやり終えてから出直しました。
今度は酔っ払いのダーリンを拝み倒してついてきてもらいます。
うっそうとした森とかもあり、ひとりは危険がいっぱいです。
声がさっきとはまったく違う方から聞こえます。
ふらふらと、ただついてきてるダーリンに少し腹を立てながら
必死で子猫を探しました。
と、鳴き声が移動して聞こえてきます。
ついにここだ!と突き止めたのは、近くで商売をされているお店の
解放された物置代わりの場所です。
室内ではありませんから締め切ることはもちろんできませんが
追い詰めれば捕獲網で捕まるんじゃないかなと・・・。
おお!さっきまでぼけ~っとついてきたダーリン
ここで超・狩りおじさんに変身です。
段ボールと捕獲網を取りに行き、そこからは戦闘モード。
使っていない台所の流しの奥に子猫を発見すると、
うまいこと追い詰めて、無事に保護してくれました。

すごいかも。。。感動して、ちょっとうるっとしてしまいました。
こんなところを1匹でさまよって、見つけてもらえなかったら
間違いなく命を落としていたと思います。
ほっとしましたが、ほんとに疲れてしまいました。
ほぼ眠らずにそれからのことをこなして、
日曜日の譲渡会に突入した形です。
さて保護できた子猫は、体重を計ると400グラム
よくがんばったものです。

その黒猫くんは、その後驚くほどの勢いで体重が増加。
つまり食べれていなくて、実際の月齢は
もっと大きかったことになりますね。

今は順調に家庭生活にも馴染んで、間もなくデビューになると思います。
運の強い子です。
こんな小さな子がよくがんばりました。

どこで生死を分けるのか・・・。
運命ってわからないものですね。
お気楽に眠ってる姿

森の中を数日さまよっていたなんてみじんも感じられません。
※あとから近くの方にお話を聞くことができました。
何日間か子猫の鳴き声が聞こえていたとか。
捕まえようとしてくれた方もいらしたようです。
勝手に入ってしまった場所の会社にも、
翌日説明とお詫びにうかがっています。