令和4年度/2022に譲渡した猫たちの不妊手術ですが
みなさまに譲渡した猫たちで、体調面に問題のなかった子たち
100%避妊去勢の手術が終わりました。
今週はじめ、少し遅くなっていた子のご報告が入り
無事に100%到達できました。
譲渡をやめて、保護してくださった方が
飼うことを決めた子たちの中には
手術ができなくて、経過観察の猫もいます。
産まれながらの病気で、麻酔のかけられないケースもありますから
この場合は先生と相談してもらうようにお話ししてあります。
そういった子たちは、2022年度は2匹いました。
なんでもなければ、避妊去勢の手術をして暮らしていくのは
至極当然のことなのですが
どうにもならない猫たちも数は少ないですが存在するのも事実です。
そんなときは、脱走対策に気をつけてもらって
発情期を乗り切ってもらうしか方法がありません。
何度も発情し、気の毒だと思いつつも
全身麻酔に耐えうる身体にならなければ、手術はできません。
また無理にやってもいけません。
人間側の都合なら、都合がつき次第手術してもらうように
各担当者さんから連絡を入れてもらっています。
令和4年度に譲渡した猫たちは、おかげさまで
みんな佳き縁に恵まれ、きちんと手術までしてご報告をいただけました。
やるべきこと、守るべきことができることも
優良飼い主さんの条件です。
人間と猫が、室内でうまく暮らしていくには
やはり去勢手術、避妊手術はかかせません。
そして、手術していれば、室内のみで飼育することが非常に楽になります。
この場合の室内は、ベランダにも出さない、
リードでお庭で日向ぼっこもさせない、
つまり、完全なる室内のみの飼育を言います。
譲渡した猫たちの、これからが明るく幸せであるようにと願います。
そして、飼ってくださった里親さんたちの生活も
心豊かで潤いに満ちたものであることを祈っています。