今日の譲渡会は、たくさんの猫たちに声がかかりました。
新しいお家にすでにトライアルに行った子たちもいます。
日程をずらして、出発を待つことになった子たちもいます。
一生、大切にしてくれるお家が見つかると
どの子もものすごくいいお顔に変わっていきます。
幸せの切符を、今日のクリスマスイブに手にした子たち。
何かに導かれての運命の日だったのかもしれませんね。
猫の生涯は、人間のおよそ4分の1の長さです。
15年~20年。
はじめはまさに迎える側にとっては子供のような存在です。
それが、いつしか自分の年齢を超えていくわけです。
だからこそ、その存在は儚くもあり、愛しくもあり、力強くもあり。
たくさん声に出して話しかけてあげてください。
嫌なことがあったら、弱音を吐いてみてください。
楽しい報告も聞いてもらってください。
たぶん、その子と自分にしかわからない不思議なものを
感じることができるだろうし
説明のできない感覚の世界で、きっとわかりあえると思います。
人に慣れるために参加していた超びびりの猫さんに
目が釘付けになったご家族がいました。
ホームページで目が合って、もうこの子しかないと思ってしまった
と言ってくれた方もいました。
糸がつながるタイミングは、まったく意図することができませんが
きっとそうなるべくしてなったんですね。
まだまだ、たくさんの猫たちがいます。
その子その子に合った人に、縁を繋げてあげたいと思います。
また、本日ご寄付をお持ちくださったみなさまにも
心から感謝いたします。
みなさまにも、クリスマスの奇跡がおきますように。