そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

捨て猫9匹

2018-06-04 00:39:08 | レスキュー
昨夜10時過ぎ1本の電話がありました。


知り合いが小さなミルク飲みを引き取ったけれど、ミルクを上手く飲めてない子がいて


どうしたらいいのかわからないという内容でした。


体重をうかがってもわからないということで、ひとまずこちらに来てもらって自分の目で確認しました。


歯がはえてきているので、生後3週間くらい。


でも状態は非常にまずい感じです。


風邪で目が塞がっていて、こまめな点眼が必要。


体重は120~180グラム。


ひと腹ではなくふた腹くらい。


ブリーダーもどきがたぶん繁殖させたか、手術を怠った人間が捨てたか・・・。


ひとまず、緊急性を要する子から体重を計りながら脱水の症状を改善するために点滴。


次に生食に動物用のブドウ糖を混ぜて少しづつ与えます。


ミルクを飲めなかった子も、シリンジを使用して少しづつならゴクンと飲み込みます。


動きが出てきたところで、ミルクを2ccずつあげてみました。


もちろん到底足りませんが、ひとまず低血糖を防いでいけば助けられるのかもしれないので。


痩せてガリガリでくったりしてるので、やっぱり気持ちが焦りますね。


手早くやらないと一刻を争うような状況です。


すべて終わりましたが、自宅に戻ってもう一度しっかりとミルクを飲める子には飲ませるようにと伝えました。


朝いちばんで受診すれば、何とかなるかもしれません。


緊急の応急処置しかできませんが、朝まで持ってくれるといいです。


ミルクの作り方からわからなくて、自分がパニックだと言ってましたが、せっかく助けたのですから


どうかこの1週間は気合で頑張ってほしいと思います。


しっかり飲めてくれば、時間をかなり空けられますから楽になると思います。


それにしても、この数を捨てるなんてどうかしていますね。


おかしな輩がはびこっていて、残念でなりません。


警察にも当然届け出たそうですが、対応が遅いのはやはり人間のことではないからなんでしょうね。


そのあと、今度はうちの保護っ子たちのミルクと離乳食です。


そして、今からはわが家のメイちゃんのお世話。


もうお世話することもあまりありませんが、頑張ってくれてるのでいっしょにいられる時間を作りたいと思います。








コメント
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